●動画:
https://youtu.be/UYf1mnEd2k4
プログラミング学習の特徴は、創意工夫の余地があることです。
しかし、創意工夫だけが前面に出ると、自分の技術を高める過程よりも、創意工夫の結果に目が行くようになります。
すると、授業は、学習の時間ではなく、趣味の時間のようになります。
やりたいことのイメージがはっきりしているのはいいことですが、その途中の過程がとりあえずコピペで間に合わせるということになると、作品ができても応用力が育ちません。
プログラミングの学習は、退屈なようであっても、最初はテキストどおりに進んでいくのがいいのです。
ところで、プログラミング学習が、将来どう生きてくるかということですが、プログラミングを習ってそれが仕事として成り立つということはまずありません。また、そういうことは目指さない方がいいと思います。
しかし、自分が仕事をするときに、それが新しいオリジナルな仕事であればあるほど、プログラミングの知識を生かして工夫ができるということは出てくると思います。
私(森川林)も、言葉の森の仕事を立ち上げるときに、プログラミングの知識はかなり役立ちました。
しかし、プログラミングが役に立つということよりも、もっと大事なのは、プログラミングに取り組むことによって、新しいことに好奇心を持つ精神が育つということです。
この好奇心は普遍的なもので、ある分野で知的好奇心を持つ人は、他の分野でも同じような知的好奇心を持つこようになります。
世の中には、古いままの方が好きな人もいて、そういう人と新しもの好きの人が組み合わさって、社会はうまく運営されていると思いますが、どちらが大事かというと、やはり新しいものをすぐ吸収しようとする精神を持つ人の方です。
プログラミングの知識の体系はそれなりに大きなものなので、全体像を知るには、ある程度の時間がかかります。すると、社会人になってから、必要に応じてプログラミングの学習をするということはまずできません。
ある程度の時間のある、小、中学生、又は、高校生のときに、プログラミングの全体像を知るところまで進んでおく必要があるのです。
今のプログラミング教育は、導入部分がビジュアルプログラミングで、それを卒業してコードプログラミングに進むという流れになっていますが、一方でノーコードプログラミングという分野も生まれています。
将来、コードを書いてプログラムを作るというのは、ごく一部の専門的な人だけの仕事になり、ほとんどの人は、ビジュアルにいろいろなパーツを組み合わせて目的を達成するという方向に進むと思います。
先日、プログラミングの仕事を専門にしている人が、「コードを書いたら負けだ」というようなことを言っていました。自分でコードを書くのではなく、クラウドサービスなどで使えるものをうまく組み合わせる方が能率のよい仕事をするためには大事だというのです。
この考えでいくと、今やっているプログラミング学習は、そのうち、「おじいさんが昔の歌を知っている」という程度の過去の遺物になる可能性が高いと思います。しかし、そのときに、新しいものに取り組もうとした知的好奇心の姿勢は、新しい時代になっても、形を変えて生きてきます。
だから、小、中学生のうちに、プログラミング学習をある段階まで進めておくことが大事なのです。そして、ひとつの分野に満足せず、次々と新しい分野に取り組んでいくのです。
小、中学生、高校生は、教科の勉強も忙しいはずですが、教科の勉強だけにとらわれず、幅広く新しい時代の知識に取り組むようにしてください。
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プログラミング学習のような新しい学習は、「面白そうだからやってみたい」という人と、「知らないから、やりたくない」という人の二通りに分かれます。
「面白そうだからやってみたい」という人は、どの分野についても、同じ好奇心で取り組もうとします。だから、成長するのも早いのです。
小、中学生は、何でも新しいものに取り組んでみようという姿勢で臨むことです。
それが、知的好奇心のあrふ人生を生きるということなのです
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●動画:
https://youtu.be/A2vf12MYF6k
日本経済新聞に、次のような記事が乗っていました。
====
「作文が書けない 中学生、添削指導なく」
「学校の課題で国語の作文を書いたので見てください」。中3のA子が自信なさそうな顔でやって来た。読んでみると支離滅裂で言いたいことが分からない。
後日返却された作文を見たが、評価だけで添削はされていなかった。同じ学校の生徒で「作文の書き方が分からない」と言う者はほかにもおり、彼らの返却された作文も誤字脱字の指摘がある程度だった。
20年ほど塾講師をしているが、国語力の低下は深刻だと感じる。ここ数年...
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このように書いた塾講師の方も、作文指導については、学校の先生と似たりよったりだと思います。
その理由は、よい添削指導があれば、子供たちの作文力は上達するという前提があるからです。
実は、その前提が間違っているのです。
作文力のない子に、いくらていねいな添削指導をしても上達することはありません。
それよりも、その添削が嫌になって、指導を受けることをやめるようになります。
添削で子供たちの作文を上達させることはできません。
これが、多くの先生や保護者が共通して陥っている間違いです。
作文力がないのは、文章の正しい書き方がわからないからではなく、読む力が不足しているからなのです。
文章を読み取る力は、言い換えれば思考力です。
文章を読み取る力がない子は、思考力がないから、思考力を必要とする文章が書けないのです。
だから、そういう子でも、思考力を必要としない文章や、思考力を必要としないお喋りは普通にできます。
では、どうしたらいいかというと、その方法はただひとつ、難しい文章を読む力をつけることです。
その方法が問題集読書です。国語の問題集の問題文だけを毎日音読するのです。
問題集読書で大事なのは、毎日欠かさずということです。
国語力は筋力のようなもので、週に2、3回読むだけでは、維持するのがやっとです。読む力をつけることはできません。週に1、2回では、かえって読む力が低下するぐらいです。
毎日読み続けることによって、読む力はついてきます。その読む力の上に、読解問題を解くコツがあります。
問題の解き方を知るだけで国語力が伸びるということはありません。基盤になるのは、あくまでも読む力をつけておくことなのです。
では、毎日問題集読書で難しい文章を読み続けて、どのくらいで読む力がついてくるかというと、それは大体6か月です。
解き方のコツは、1日で上昇することがあります。しかし、読む力は、それよりもはるかに長い時間がかかるのです。
なぜ、そのように時間がかかるかというと、子供たちがそれまでの人生で費やしてきた読書量には驚くほど大きな差があるからです。
ある子は、暇さえあれば本を読んでいます。2、3日で1冊読み終えることが普通のようにあります。
しかし、ほかのある子は、本をほとんど読みません。1か月に1冊読むかどうかというところです。
しかし、この読書量が全く異なる二人が、学校の成績ではそれほど大きな差がないことが多いのです。なぜなら、学校の成績のほとんどは知識によるものなので、ある程度勉強をすれば誰でもできるようになるからです。
作文力や読書力は、知識の勉強ではなく、スポーツや音楽の練習と同じようにしてつくものです。
練習の量を積み重ねることだけが上達する道で、要領のいい近道のようなものはないのです。
以上、ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが、国語力、作文力をつける方法は単純です。難しい文章を毎日読み続けることだけです。
言葉の森が国語読解クラスを始めたのは、この問題集読書を少しでも続けやすくするためです。
だから、国語読解クラスで国語力を上げるためには、この毎日の問題集読書が第一の条件になるのです。
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作文については、大きな誤解があります。
それは、作文は直せば上達すると考える人が多いことです。
作文は、直して上手になるものではありません。
最初から上手に書くから上手なのです。
では、最初から上手に書くためにはどうしたらよいかというと、それは読む力をつけることなのです。
読解にも誤解があります。
解き方の解説を読めば読解力がつくと考える人が多いことです。
解き方のコツで成績が上がるのは、読む力がある人だけです。
だから、まず読む力をつけることが大事です。
その方法は、問題集読書を毎日続けることなのです。
読書は大好きで大好きでたくさん読みました。
でも、作文はとても苦手です。書いてるうちに何が書きたいのか分からなくなってしまいます。何に要点を置けばいいか、悪い文章、良い文章の比較をしながら教えるのが良いのではないかと思います。
ゆきちさん、コメントありがとう。
作文が苦手だと思う理由は、自分の書いた作文に低い評価をされたことがあるからです。
そういう子供たちはたくさんいます。
いいところを褒めて伸ばせば、みんな得意になります。
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●動画:
https://youtu.be/HHJqHvbrDKY
子供が小学1年生になると、「もう自分で本を読みなさい」と、読書の自立を求めてしまうお母さんが多いと思います。
すると、子供は、絵本のような本とか、絵だけであらすじがわかり、文章を読む必要のない本を読むようになります。
小学校低学年の学力の基本は、日本語を読みこなす力、読書力です。計算ができるとか、漢字が書けるとか、英語ができるとかいったことは、学力とはほとんど全く関係がありません。
日本語の文章を読む力が、低学年の子の学力のほぼすべてなのです。
だから、小学1、2年生の子の読書の中心は、引き続きお母さんの読み聞かせです。
子供たちが好きな本は、易しい本ではありません。面白い本です。
易しい絵本をつまらなそうに自分で読むよりも、お母さんが読み聞かせをしてくれる知的な本の方がずっと読書の楽しさを感じるようになります。
上の写真は、子供たちに人気のある「わけあって絶滅しました」を、あるひとりの子が紹介している画面です。
小学1年生の子にも、こういう本をお母さんが読み聞かせをしてあげればいいのです。
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学力の本質は、日本語を読む力です。
漢字とか計算とか英語とかいうのは、すべて表面的な知識です。
あとからいくらでも間に合います。
しかし、子供が1年生のころは、子供自身も親もそういうことがよくわからず、表面的な知識の先取りの方に目を奪われてしまいがちです。
子供時代の勉強で最も大事なのは、本を読む楽しさを身につけることなのです。
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●動画:
https://youtu.be/3-ykEVWS-AM
| | 朝は、読書、感想文、国語、算数数学、英語、暗唱、ディスカッション。午後は、自然遊び、自由時間。
言葉の森の 那須サマーキャンプ
那須高原 7月23日~8月11日。日程自由。1泊16,500円。 |
サマーキャンプで、オンラインクラスの友達とゆっくり話をしよう。那須高原で過ごす、自然の中の同窓会。対象学年は小1~中3。
オンラインクラスで、読書紹介などを通して知り合った友達と、サマーキャンプで会うことができます。また、自然の中の宿泊交流で、新しい出会いと発見があります。
那須のサマーキャンプは、言葉の森の勉強友達の同窓会です。卒業した人も、お父さん、お母さんも、自由に遊びに来てください。
| |
午前中は、たっぷり読書、作文、感想文、国語、算数数学、英語、暗唱、ディスカッションなどを自由に選択。
| 朝6時に起床したあと、午前中は、読書、感想文、国語、算数数学、英語、暗唱、ディスカッションなどを自由に選んで勉強をします。感想文は、小学3年生以上、3日間で1200字の感想文を仕上げます。ディスカッションは、小学校高学年と中学生の選択課題で、人生や社会の問題についてテーマを決めて話し合います。
|
午後は自然の中で川遊び、虫とり、スイカ割り、バーベキュー。雨が降ったら近くのプールで水遊び、室内ゲーム。
午後は、車で近くの河原に出かけます。川遊びをしたり、虫とりをしたり、スイカ割りをしたり、きれいな石を拾ったり、バーベキューをしたり、自由時間をたっぷり楽しんでください。
雨が降ったら、合宿所の近くの屋内プールで遊んだり、博物館を見学したり、合宿所の中で室内ゲームをしたりします。
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夜はフリータイム。各部屋にある複数のパソコンのZOOMで、いつでもそれぞれの家庭につながります。
イメージ画像 | 遊びから帰ったあとの夕方は、食事のあと、自由時間。広い食堂でみんなと遊んだり、自分の部屋に行って遊んだりできます。
それぞれの部屋に、ZOOMがつながるパソコンが置いてあるので、いつでも自宅にいる家族と話ができます。もし、夜さびしくなったら、ZOOMをつけて、家にいるお母さんと話をしてください。
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那須合宿所は、那須のメイン通りの近く。家族で参加しても泊まれるところ、遊べるところがたくさんあります。
那須合宿所は、那須のメイン通りの近くにあります。車で数分から15分のところに、サファリパーク、南ヶ丘牧場、お菓子の城、ペニーレイン(パン屋さん)、温泉(ゆぜん)神社、鹿の湯温泉、二宮金次郎の像などがあり、宿泊所も多数あります。宿泊には、合宿所から歩いてすぐのところにある「ペンションいちごミルク」がおすすめです。(電話 0287-76-1299)
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南ヶ丘牧場
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夜は、保護者交流会。子供たちは部屋で就寝、大人の人だけで子供のこと、教育のことなどいろいろな話をします。
イメージ画像 | 子供たちは、夜20時に就寝します。大人の人は、食堂で交流会を行います。学校のこと、勉強のこと、遊びのことなど自由に話をします。小さいお子様も、一緒に参加して結構です。
合宿に参加していない保護者の方も、交流会に参加できますので、ご希望のある方はご連絡ください(交流会費のみ)。
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詳細は、サマーキャンプのしおりをごらんください。参加お申し込みは、サマーキャンプ送信フォームから、又は、お電話で。
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那須のサマーキャンプは、オンライン4人クラスの勉強で知り合った子供たちが、自然の中で交流する企画です。
すでに卒業した人も遊びに来られるので、同窓会のようなつもりで参加してください。
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https://youtu.be/K-Dx_s8Db3U
■読解検定の日程
毎月4週目の土曜、日曜の18:00~18:45に読解検定があります。
読解検定の会場は、ZOOM会場です。マイクはオフで、カメラはオンでご参加ください。(会場中庭:
https://zoom.us/j/156334327)
読解検定の当日に、会場に参加して解答を送信していただきますが、当日の参加が難しい場合は、毎月22日~28日の間に、解答送信フォームから送信していただくことができます。
28日以降は、解答が送信ができませんのでご注意ください。
■読解検定の学年
読解検定の対象学年は、小学1年生~高校3年生です。
学年は、自分で選ぶこともできます。問題が難しいと思われる場合は、下の学年を受検してください。
上の学年を受検することもできますが、上の学年を受検したことを忘れて翌年に同じ学年を受けてしまうことがありますので、上の学年はできるだけ受けないようにしてください。
保護者の方も、自由に学年を選んで受検することができます。
■読解検定の申込みフォーム
言葉の森のホームページに、「読検○月 □月」というリンクがあります。
毎月15日までに受検を申し込まれた場合は、その月の問題と解答用紙が郵送されます(国内の生徒)。
15日を過ぎて申し込まれた場合は、ご家庭で問題を印刷してご参加ください。
海外から受検される方も、問題はご家庭で印刷してご参加ください。
▽読解検定長文リスト1
https://www.mori7.com/dokken/
上記の縦書きの表示がうまく印刷されない場合は、横書き表示の「リスト2」をご利用ください。
https://www.mori7.com/dokken/index2.php
■読解検定の料金
読解検定の受検料は、550円です。
国語読解クラスに参加されている生徒は、330円です。
翌月の受講料と合わせて引き落としをさせていただきます。
言葉の森の生徒でない方は、受検料を受検当日までに下記の口座にお振込みください。その際、お子様のお名前と生徒コードを明記してください。
三井住友銀行 港南台支店 普通 6599615 株式会社言葉の森
■読解検定の結果
読解検定を受けられた方には、結果を郵送します。海外の方には、結果をメールでお知らせします。
検定結果は、ウェブで見ることができます。
「検索の坂」の左側に「読検 2022/○/○」というリンクがあります。ここで、ご自分の検定結果とこれまでの点数を推移を見ることができます。
▽検索の坂
https://www.mori7.com/kennsaku/
■全員のランキング
読解検定のランキングのページに、得点の高い人を表示しています。
ランキングのページに載ることを目標にがんばってください。
▽ランキングのページ
https://www.mori7.com/as/4463.html
■国語読解クラスの生徒の読検特別受検
国語読解クラスの生徒で、読解検定を申し込まれなかった場合は、オンラインクラス一覧表の「国語読解クラスのタイトル」→「読解検定長文と問題」のリンクから、該当する学年の問題をごらんください。
▽国語読解クラス用の学年別問題リスト
https://www.mori7.com/dokken/index.php?from=morion
該当する学年の問題をクリックすると、問題文が表示され、そのページの左上に「読解検定確認フォーム」があります。ここから解答を送信してください。(送信できるのは、国語読解クラスの生徒だけです。)
この場合、結果の郵送はありません。
■国語読解クラスの学習方法
国語読解クラスの生徒の学習の仕方は次のとおりです。
1)問題集読書を毎日続けてください。
問題集の問題文を毎日2~5ページ音読します。問題を得く必要はありません。
1冊の問題集を最後まで読み終えたら、最初のページに戻り2回目を読みます。このゆにして、1冊の問題集を5回以上読んでください。
保護者の方が、お子様の問題集読書の音読を聞くときは、注意などはせずにただ褒めるだけにしてください。
問題集読書は、すらすら読めることが目標です。語句の意味などを調べる必要はありませんが、お子様が聞かれたときは保護者の方が教えてあげてください。
問題集が難しい場合は、下の学年の問題集に、易しい場合は上の学年の問題集に切り替えて取り組んでください。
2)問題集は、教材注文フォームから注文してください。
国語の問題集は、教材注文フォームから注文することができます。
▽教材注文フォーム
https://www.mori7.com/teraon/jgkyouzai.php
3)授業のある日に学習するページを「学習の記録」に記録しておいてください。
国語読解クラスの授業のある日には、その日にどのページを学習するかわかるように、「学習の記録」に学習医の開始ページを入れておいてください。
担当の先生は、その生徒が前回までに読んだ箇所について、質問をします。
4)読解検定の解説を発表室にアップロードしてください。
ご自分の学年、又は、受検した学年の読解検定の解説を発表室にアップロードして、説明できるようにしておいてください。
毎月1週目の国語読解クラスでは、前月の読解検定の問1と問2の解説を、2週目は前月の問3と問4の解説を、3週目は前月の問5と問6の解説を、4週目は前月の問7と問8の解説をしてください。
お子様が自分で解説できない場合は、保護者の方が協力してあげてください。
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https://youtu.be/HRHjk7KuxUk
将来の入試の中心は、作文と面接になります。なぜなら、それがその生徒の個性と思考力、つまり将来の可能性を予測させる最も確実な指標になるからです。
ただし、今はまだこういう作文や面接の試験は主流ではありません。それは、評価に時間と人員が必要だからです。
しかし、近い将来、森リンのような文章の自動採点が普及するようになれば、時間と人員の問題は一挙に解決します。今でも、例えば、ある生徒に異なるテーマで3本、1200字の作文を書いてもらえば、その生徒の個性と思考力はほぼ正確にわかります。これは、ペーパーテストよりも確実な評価方法です。
言葉の森の「
森リンベスト」のページに、2022年と2021年の森リン点ベスト50の作品が載っています。森リンで90点以上を取っている生徒はほとんどが高校生ですが、中には中学生の生徒もいます。
これらの生徒のほとんどは、小学生のときから作文の勉強を始めています。早い生徒は、小学1年生や2年生のときから作文を書いています。
小学校1、2年生のころといえば、まだ作文は字数も少なく、たどたどしいことしか書けないのが普通です。
しかし、この時期に毎週作文を書く習慣がつくと、文章を書くということが日常生活の一部になっていくのです。
作文を書くということは、小学校高学年以上の生徒にとっては、精神的にかなり負担の多いものです。1200字の作文を書くのにかかる時間は、60分から90分ですが、毎週そういう時間を確保することも大変です。そして、作文は、他の勉強に比べると、書き出すときに大きな精神的エネルギーが必要です。よく作文や感想文の宿題が後回しになることが多いのは、そういう事情もあるからです。
この負担の大きい作文の勉強を、小学校高学年、中学生、高校生と続けていけるのは、低学年からの作文を書く習慣があるからということが多いのです。
小学校低学年から作文の勉強を始めるのには、もうひとつ大きな利点があります。それは、作文を通して親子の知的な対話が日常化することです。
例えば、子供の書く作文に合わせて、両親が似た体験を話してあげることができます。小学校高学年になると、作文の課題も説明文の感想文が中心になります。そのときに、親子で作文の課題に関して話をする習慣があると、子供の思考力や語彙力が著しく伸びます。
ところで、小学1年生の時期に作文を上手に書ける子は限られています。小学校受験などで作文の勉強をしてきた子以外は、作文はまだほとんど書けないのが普通です。
しかし、この時期に作文を書く最良の勉強法があるのです。それが親子作文です。
作文を書く力は、作文力として独自にあるのではありません。作文を書く力のかなりの部分は、文章を読む力に支えられています。だから、まだ本を読む量が少ないうちは、正しい表記自体ができないのが普通です。
例えば、小学1年生の子に、「わとはを区別する」とか、「句読点をつける」とか、「会話にカギカッコつける」とかいうことを教えるには、普通かなり長い時間がかかります。それは、日常会話の中には、「わとはの区別」や「句読点」や「カギカッコ」などは出てこないからです。それらは、読書を通して身につくものなので、読書量の少ないうちは、理屈で説明してもなかなか身につかないのです。
そういう低学年のうちに、どう作文の勉強をするかというと、それは、子供との対話をお母さん、またはお父さんが作文に書くことによってです。
子供は、自分の話したことが、作文という形になることを知ります。そして、それを読んで発表するうちに、読書よりも密度濃く、作文の書き方を自然に身につけるようになります。
やがて、子供が、自分でも1行か2行の文章を書くようになります。子供は、人にやってもらうよりも、自分でやってみる方がもともと好きだからです。そのようにして、次第に、子供が自分の力だけで作文を書くようになるのです。
低学年の作文の目標は、正しく書くことと楽しく書くことです。しかし、正しく書くことを理屈で説明して子供の作文を直すような指導が中心になっては、子供は作文の勉強を面白いとは思いません。直すことがほとんどない状態で、正しい書き方を身に着けていくことが大事なのです。
また、お母さんやお父さんが作文を書いている様子を見ていると、子供はそれを真似したいと思うようになります。低学年の時期は、模倣の時期なので、お母さんやお父さんが楽しそうに書いていれば、自分もそういうことをやってみたいと思うのです。
この低学年の時期の作文体験が、その後の作文の勉強の土台になります。だから、作文は、子供が普通に文章を書ける小学校中学年や高学年になってからよりも、まだ十分に書けない低学年のころから始めていくのがいいのです。
言葉の森では、小学1年生、2年生向けの親子作文クラス、作文クラスの体験学習を受け付けています。
最初のうちは、親子作文クラスに参加していても、子供が自分で書く量が増えてくれば、そのまま作文クラスの指導に移行します。逆に作文クラスに参加していても、子供が自分で書くことにまだ負担を感じるようでしたら、親子作文として勉強を続けていくことができます。
だれでも楽しく始められる低学年からの作文クラスにぜひご参加ください。
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https://youtu.be/I4hK4pKvHuY
英語ができるのに越したことはありませんが、同時に、英語学習に伴う問題もいくつかあります。
第一は、今後、世界の中心になる言語は、英語と中国語になるということです。英語の勉強と同じように、新たに中国語も勉強しなければならないとすると、その負担はかなり大きいものになります。
第二は、しかし、今後の量子コンピュータと深層学習の発達によって、近い将来、日常生活で簡単に利用できる自動翻訳機能が登場するということです。すると、長い時間をかけて外国語を学習する必要はほとんどなくなります。
第三に、まだあまり認識されていない大きな問題として、日本人が幼児期に英語の学習をしすぎると、肝心の日本語の習得が阻害される可能性があるということです。
角田忠信氏によると、日本人が、日本語の母音言語を習得する時期は小1から小3と言われています。この時期には、日本語をたっぷり身につけることが大事で、逆にこの時期に日本語以外の子音言語を身につけようとすると、日本語という母語が安定しなくなるのです。しかし、こういうきわめて大事なことが、ごく一部に人にしか知られていません。
さて、英語の学習の否定的な面を述べましたが、実際に、現在の入試では英語はきわめて大きなウェイトを占めています。
それは、英語の成績がかけた勉強時間に比例する面があるので、英語の学力を見ると、その生徒が真面目に勉強していたかどうかがわかるからです。
今の英語の入試を見ると、単純に帰国子女の子の方が高得点を取れる仕組になっています。それが、今後のその生徒の学力にどう関係するのかまだは考えられていません。
だから、幼児期から早めに英語の学習をさせようとする傾向が生まれるのです。
では、英語の勉強はどうしたらいいかというと、それは次のとおりです。
1.まず日本語をしっかり習得することが第一です。特に小3までは、学習の中心は日本語です。
2.英語を学習する時期は、小4からです。小4は日本語の習得が完了し、かつ英語の音声を身につけられる時期だからです。
3.小4からの英語学習の基本は、英文の暗唱です。それは、最も能率のよいトータルな英語学習になるからです。
4.英文の暗唱力の基礎の上に、中学生になってから文法的なことも含めて学べば短期間で英語の学力が身につきます。
言葉の森の英語クラスは、小3から受け付けていますが、始めるのにいちばんいい時期は小4からです。
英語クラスの体験学習を希望される方は、言葉の森までお問い合わせください。
▽参考図書
「
英会話・ぜったい・音読 【入門編】英語の基礎回路を作る本」(国弘 正雄)
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https://youtu.be/czY7zNZDk1I
小学校におけるプログラミング学習の必修化は、2020年から始まりました。このころ、小学3年生だった人は、学校で自然にスクラッチなどを学ぶことが多かったと思います。
小学校低中学年のころから、パソコンをいじってプログラミング的なことをしていると、プログラミング学習というものについての抵抗がなくなります。プログラミングは、独学でも進めていけるものですから、この世代の子供たちから、今後、プログラミングの得意な子が次々と生まれてくると思います。
しかし、このころ、小学校高学年だった人は、受験勉強などもあり、プログラミング学習にあまり時間を割くことはできなかったはずです。そして、そのまま中学生になった人が多かったと思います。
中学校におけるプログラミング学習の必修化は、2021年から始まりました。しかし、技術家庭の一分野としてやるのですから、プログラミングをじっくり楽しむようなことはできていないと思います。
小学生の弟や妹ぐらいの年齢の子は、プログラミングを楽しんでいる。同じ中学生でも、プログラミング部などで楽しんでいる人もいる。しかし、自分はどこからプログラミング学習に取り組んでいいのかわからない。おもしろそうだとは思うが、今からやってもみんなの後追いになるだけだ、というような感覚を持っている中学生は多いと思います。
プログラミングというよりも、コンピュータとネットワークのテクノロジーは、これからひとつの大きな学問分野になります。プログラミングの技術が、自分の生活や仕事に活用できるという面ももちろんありますが、それ以上に、このプログラミングをめぐる学問分野の先端の情報を知っておくことが、これからのビジネスには欠かせなくなるのです。
ところが、プログラミングの学習には、それなりの時間が取られるので、社会人になり必要になってから学び直すということはまずできません。学生時代のうちに、ある程度までプログラミングを楽しむというところまで進んでおく必要があります。
プログラミング学習の教材は、ここ数年、毎年のように使いやすくなっています。言葉の森が、今のプログラミングクラスで使っている教材の多くも、それらの教材だけで独学で進めていけるものがほとんどです。
しかし、独学では、つまずいたときの対応や、新しい分野への切り替えなどはなかなかできません。また、一緒に勉強したり、発表し合ったりする友達がいることで、より意欲的に取り組めるようになります。
中学生は、国数英理社などの教科の勉強に追われる時間が長いので、新しい勉強に取り組む時間はなかなか取りにくいと思いますが、しかし、敢えて中学生の時期に、プログラミング学習に、少なくとも1年間は取り組んでいくといいのです。そして、プログラミングでどういうことができるかがわかれば、今後の世の中の方向も感じ取れるようになります。
プログラミング学習に関心を持った方は、言葉の森のプログラミングクラスの無料体験学習にご参加ください。
全くの初心者でも、すぐに楽しく勉強できるようになります。
そして、たぶん普通の勉強よりもずっと面白いと思います。それは、勉強に個性と創造性が生かせるからです。
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