ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4491番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/4
オンラインクラスのZOOMの会場名が変わります as/4491.html
森川林 2022/07/03 15:34 


 オンラインクラスのZOOMの会場名を、担当の先生に固定する形でつけ直しました。
 7月3日から変更しています。

 生徒のみなさんは、これまでどおり、オンラインクラス一覧表からそのクラスの会場に入るかたちで、特に何もせずに新しい会場に入れます。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
生徒父母連絡(78) 

記事 4490番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/4
日本の作文教育の草分け、オンライン4人クラスで学ぶ作文 as/4490.html
森川林 2022/06/25 22:50 


●動画:https://youtu.be/D5N5z2fjnMI

■なぜ、作文の通信教育は、時代遅れになったか

 昔の作文の勉強法は、紙ベースの通信教育が主流でした。しかし、今は、ZOOMなどでオンラインの双方向学習ができるようになっています。
 作文のような負担の大きい学習を、通信教育で長期間続けることができるのは、ほんの一握りの生徒だけです。
 通信教育で、作文の苦手な子が普通に書けるようになるとか、作文が普通に書ける子が更に得意になるということは、今の通信教育の形が続く限りまずありません。

■事後の赤ペン添削では、作文は上達しない

 作文が、なぜなかなか上達しにくいかというと、今の通信教育の指導法の中心が赤ペン添削だからです。
 子供が書いた作文のいいところを褒めて、間違いを直すというスタイルの赤ペン添削では、どうしても、間違いを直し不十分な点を指摘する添削になりがちです。
 しかし、子供がその添削を見て、次回から上手に書けるようになるかというと、そういうことはまずありません。
 赤ペン添削では、作文は上達しないのです。

■事前の準備と友達との交流で、作文は上達する

 作文が上達するのは、事後の添削によってではなく、事前の準備と、作文を書いている間の学習の意欲によってです。
 オンライン4人クラスでは、事前に全員がどういうことを書くか準備してきたことを発表します。そして、全員が一斉に作文を書き出します。書いている間に、先生が1人又は2人ずつ呼んで個別指導をします。その日の授業の終りには、各人がどれだけ書いたかを報告します。
 このような事前の準備と互いの交流の中で作文書くことによって、初めて作文は上達するのです。

■これからの入試では、作文試験が中心になる

 現在の受験勉強は、まだ知識の詰め込みが主流です。本を読んだり、考え事をしたり、新しい経験をしたりすることよりも、時間をかけて知識を覚えることが受験勉強のスタイルになっています。
 しかし、この知識偏重教育の行き過ぎに、多くの人が疑問を感じるようになってきました。知識の量だけでは、学力の総合的な評価はできないということがことがわかってきたのです。
 将来の入試は、作文や面接が中心になります。知識を詰め込むことよりも、その知識を使ってどう考えるかということが重要になってきます。

■毎週の読書紹介で、読書の量が増え、質が上がり、発表力がつく

 オンライン4人クラスでは、毎週授業の始めに全員の読書紹介があります。この読書紹介ができるのは、1クラスの人数を4人以内に限定しているからです。
 学校などの35人学級では、全員の読書紹介はまずできません。生徒数が10人以上だと、読書紹介だけで授業が終わってしまうからです。しかし逆に、1対1の個別指導では読書紹介自体ができません。
 この4人クラスの読書紹介によって、どの子も読書量が増え、読書の質が上がり、人前で本を紹介する発表力がつきます。自分から進んで発表する力は、これからの学力の重要な要素になります。

■作文の上達には、国語読解力のアプローチも必要

 作文を上達させるには、作文の勉強だけでは不十分です。小学1年生が小学6年生の文章を書けないように、小学6年生がどんなにがんばっても高校生の文章は書けません。これが、数学や英語など、主に知識の力で学年の先取りができる勉強と作文の勉強との違いです。
 作文を書く力のもとになるものは思考力で、思考力のもとになるものは読解力です。作文力をつけるには、土台としての読解力をつける必要があります。
 国語読解力をつける勉強法は、毎日の読書と問題集読書と読解検定の分析です。毎月の読解検定で平均80点以上を取ることが、国語読解力の目安です。

■国語読解力の上達にはコツがある 2022/6/27追加

 国語読解力は、国語の問題集をいくら解いてもつきません。読解力がつくのは、問題を解いているときではなく、問題文を読んでいるときだからです。
 小学生で国語がよくできないという場合、問題文のような文章を読む量が少なすぎます。人によっては、読書量自体が少ないということもあります。読書量が少ないと、読んだ内容が頭に残りません。その結果、問題を解くのにも時間がかかり、問題そのものも解けないということになります。
 中学生、高校生で国語がよくできないという場合、文章を読む量にも問題がありますが、それ以上に大きな問題は、解き方のコツを知らないことです。読解問題を理詰めに解くという方法を知らないのです。
 言葉の森の国語読解クラスでは、問題集読書と読解検定の分析を並行して行っています。だから、誰でも短期間で国語読解力がつくのです。

■小4までは生活作文、小5からは受験対応の説明文、中学生以上は意見文小論文に

 作文の勉強には、学年に応じた発達段階があります。小学4年生までの作文は、身近な体験にもとづいた事実中心の作文です。この時期に、小学生の生活作文はほぼ完成します。
 小学5年生からは、事実の流れだけではなく、ひとつの主題で事実を組み立てる説明文が作文の中心になります。この時期の説明文が受験対応の作文になります。
 中学生以降は、意見をもとに構成を考え、その構成をもとに事実を組み立てる意見文が作文の中心になります。中学生の意見文は、そのまま大学入試の小論文となります。
 高校生以降は、課題となる文章がより抽象的な主題を要求するようになります。この抽象的な課題の小論文で、常に1200字以上の作文を書くことが作文学習の目標になります。

■作文が苦手なら、親子の協力で作文を書くことも

 作文がすごく苦手な子や、低学年でまだ文章が書けない子でも、作文の勉強に取り組むことができます。
 作文は、直して上達するものではありませんが、今の作文指導の多くは、子供が書いた作文を直すことを中心にしています。これでは、作文が上手にならないばかりか作文を書くことが嫌いになるだけです。
 作文の苦手な子や低学年の子が作文の勉強をするための最もよい方法は、親子の協力で作文を書くことです。
 親子作文によって、子供は正しい書き方を自然に身につけ、作文を書く楽しさを知るようになります。すると、次第に自分から進んで作文を書けるようになるのです。

■作文が得意なら、森リンベスト5を目指すことを目標に

 これまでの作文指導では、ある程度作文が上手に書けるようになると、目標がなくなるのが普通でした。また、作文には客観的な評価がないので、自分がどの程度上達しているかわからないという問題もありました。
 言葉の森の作文指導では、低中学年では主に項目指導によって、子供自身がわかる客観的な評価をしています。
 小学校高学年からは、日本語の形態素解析を使った自動採点ソフト森リンの評価によって、文章力の客観的評価ができるようにしています。(2013年国際特許取得)
 赤ペン添削を中心とした主観的な評価だけでなく、誰でも理解できる客観的な評価によって、作文学習を行っているのは、日本では言葉の森だけです。

■日本の作文教育の草分け、40年の伝統、14,000人の指導実績

 言葉の森の創設は、1981年、今から40年以上前にさかのぼります。当時、日本には、作文教室というものはどこにもありませんでした。言葉の森がすべてオリジナルに、作文教育に関する日本及び世界の文献を200冊以上読破し、それまでの日本の作文教育を集大成し、新しい作文指導法を作り上げていきました。
 言葉の森がこれまで教えた生徒は、約14,000人。小学1年生から、高校生、大学生、社会人までさまざまな生徒に作文指導を行ってきました。そして、多く生徒が、作文を通して思考力、創造力を育てていったのです。

■小1から始めて高3まで続けられる作文指導は言葉の森だけ

 言葉の森の作文指導の特徴は、小学1年生から高校3年生まで系統的な作文指導を行っていることです。小学生で作文の勉強を始めた生徒が、高校生になるまで勉強を続けているということもよくあります。
 小学生のうちだけの作文指導や、高校生のときだけの作文指導というものは、学校や塾や予備校でもありますが、小学生から高校生まで、同じ先生が一貫して作文指導をする仕組みを持っている作文教室は言葉の森だけです。

■ネットだからこそできる、少人数の個別指導

 言葉の森のオンライン教育の特徴は、1クラスの生徒4~5人という少人数を維持する形で行っていることです。4~5人のクラスであれば、毎回全員の読書紹介や交流ができ、生徒一人ひとりの個別指導もできます。
 オンライン4人クラスは、オンライン教育でありながら、勉強を通して他の生徒との出会いや触れ合いがあるので、自然に学習意欲がわき、長く勉強を続けることができます。
 現在、オンラインクラスの講座には、作文、親子作文、国語読解、基礎学力、算数数学、英語、公中文系理系、創造発表、プログラミングなどがあります。

■オンライン4人クラスで、作文の体験学習ができる

 オンライン4人クラスで作文の体験学習ができます。オンラインクラス一覧表をごらんいただき、ご都合のよい時間帯で、同じぐらいの学年の生徒がいるクラスにご参加ください。
 授業では、全員の読書紹介のあと、一斉に作文を書き出し、途中で先生が個別指導で一人ひとりに作文の書き方をアドバイスします。苦手な子から得意な子まで、それぞれの生徒に合わせた指導を行います。
 曜日・時間の変更や、休んだときの振替出席は、空きクラスがあればいつでもできます。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20220627  
 これまでの作文指導でわかったことは、作文の通信教育には、もう限界があることです。
 ZOOMなどの双方向授業で、子供たちが交流しながらできるオンライン学習に比べると、紙ベースの作文通信教育は、白黒テレビのようなものです。(たとえが古いですが)
 しかも、リアルな教室で同学年4人のクラスをいくつも作るというのは現実的ではありませんが、オンラインであれば、機動的にオンラインの4人クラスをいつでも作れます。同学年、同進度の生徒が、読書紹介などで交流しながら勉強を進めていけるのです。
 このオンライン教育の先端を行っているのが、言葉の森のオンライン4人クラスだと思います。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
オンライン教育(0) 言葉の森の特徴(83) 作文教育(134) 
コメント11~20件
……前のコメント
総合学力クラス 森川林
子供は、暇そうにしているのがいちばんです。 年がら年中がん 6/22
記事 5107番
さまざまな勉強 森川林
勉強は、作文と読書と算数数学と歴史を中心にやることです。 6/21
記事 5106番
作文力がこれか 森川林
作文力をつけるために必要なのは読書と対話。 出力の前に入力 6/19
記事 5105番
作文を書くとき 森川林
 接続語と助動詞は、実は重要です。  中学生や高校生で、文 6/18
記事 5104番
国語は、読む力 森川林
国語の力をつけるための音読は、1冊の問題集を繰り返し読むのが 6/16
記事 5103番
国語力は、テク 森川林
国語力をテクニックで身につけようという考えそのものがあさはか 6/14
記事 5100番
本当の勉強は、 森川林
子供は、自然に成長していれば、みんな時期が来ればそれぞれにが 6/12
記事 5098番
これから大学生 森川林
MMさん、ありがとうございます。 これは、10年以上前の記 6/12
記事 820番
これから大学生 MM
先生の書かれていることは今読んでもそのまま通じます。 10 6/11
記事 820番
毎週作文を書く 森川林
作文の勉強というのは、負担の大きい勉強です。 だからこそ、 6/11
記事 5097番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
Re: 標準新 森川林
 これは、確かに難しいけど、何度も解いていると、だんだん感覚 12/2
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習