スミレ
●動画:https://youtu.be/cOoN9nSA3I4
40数年前、言葉の森が日本で初めて作文教室を開設したとき、参加した生徒は小1の男子1人と、小6の女子1人の合計2人でした。
それから、数十年、独自の作文指導法を開発して、今は、言葉の森が日本で最も先進的で最高水準の作文指導をする教室になっています。
言葉の森が作文指導を始めたのは、作文教育がこれからの日本に必要だと考えたからです。
しかし、そのころは、まだ作文に対する需要はどこにもありませんでした。
今、世間にあるいろいろな作文講座や作文教室が作文指導を始めたのは、受験作文が増えて作文に対する需要があるようになったからです。
作文教育の意義を考えたところから始めたわけではありません。
言葉の森は、いつも未来を考えています。
これからの子供たちの教育で大事になるのは、思考力、創造力、共感力を育てることです。
目の前の成績を上げることではありません。
成績は、結果として上がればいいのです。
創造発表クラスに対する需要は、まだほとんどありません。
しかし、だから今、言葉の森が、創造発表クラスを広げる必要性を考えているのです。
創造発表クラスの勉強は、教わる勉強ではありません。
子供たちは、知識を教わる勉強など望んでいません。
私自身が子供のときそうだったので、今の子供たちの気持ちがわかります。
子供たちは、椅子に座って黙って先生の話を聞くよりも、自分の好きなことを好きなだけ研究したり発表したりしたいのです。
創造発表教育の目指すものは、子供たち一人ひとりがその個性に応じて、将来自分の選んだ分野で第一人者になることです。
経営の分野で言えば、会社を作って社長になることです。
ほかの人から与えられたゴールで、競争して上位に入ろうとすることではありません。
何らかの分野で第一人者になるために必要な学習基盤は、発表と対話を中心にした5人以内の少人数のクラスのプラットフォームです。
5人以内であれば、各人がそれぞれの個性に応じて自由な研究と発表ができます。
現在、新学習指導要領で取り上げられている高校の探究型学習の多くは、実際には1クラス数十人の集団で、いくつかのグループに分かれた学習として行われています。
与えられたテーマでグループの一員として行う探究学習にも意義はありますが、グループ学習では個性に応じた研究と発表は十分にはできません。
また、ひとつのテーマにかける期間が半年や1年と長いことも、子供の立場に立ってみれば不自由です。
子供たちは、いろいろなことに興味を持っています。
さまざまなテーマに興味を示し、面白ければ更に追求し、つまらなければほかのテーマに切り替えるという柔軟性が学習の選択の中になければなりません。
新しい教育には、新しい理念と新しいプラットフォームが必要です。
今の探究型学習は、まだ中身と入れ物が結びついていません。
個性を生かす学習には、個性を生かす仕組みが必要なのです。
言葉の森の創造発表クラスは、参加生徒の発表と対話を中心にした運営をします。
そして、それがクラス内だけの発表と対話にとどまらないように、月に1回はオープンに発表する場を設けます。
それが、プレゼン創造発表会の企画です。
発表の成果がどういう形で表れるかという具体的なイメージは、東大の推薦入試、京大の特色入試、海外も含めた各大学のAO入試、イグノーベル賞などと考えるとわかりやすいと思います。
私は、言葉の森の創造発表クラスの卒業生から、イグノーベル賞の受賞者が出ると面白いと個人的には思っています。
しかし、そのころには、イグノーベル賞より言葉の森の創造発表大賞の方が目標になるかもしれません。
勉強は、面白くなければなりません。
自分が本当にやりたいことをやれば、それがいちばん面白い勉強になります。
それぞれの生徒が、自分の興味、関心を学問に高め、その学問を創造的に発表することが、創造発表クラスの目標です。
現在、下記の時間帯に創造発表クラスを開設しています。
対象学年は、小3から中3ぐらいまでになると思いますが、低学年や高校生の生徒も参加できます。
体験学習に参加する場合は、事前に自分の作品をアップロードして、それを5分程度で紹介できるようにしてください。
●創造発表クラス 2023/5/24 現在 ○名定員
満満員
空空き 数字は学年:1~9は小1~中3、0は幼長、jklは高123
(1クラスの定員は4~5名)
▶ 詳細
▽関連する参考資料
「アクティブラーニングとは 基礎・基本を事例含めご紹介!」
https://find-activelearning.com/pub/active-learning
「アクティブラーニングとは?注目されている理由や手法、事例を紹介」
https://coeteco.jp/articles/10663
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言葉の森が作文教室を始めたころに来た子の多くは、「勉強はできるから、もっとほかのことをしたい」という子供たちでした。
だから、言葉の森の卒業生は、優秀な人が多いのです。
創造発表クラスも似ています。「勉強は大丈夫だから、もっと面白いことをしたい」という子供たちが参加しています。
言葉の森は、目の前の勉強を超えた教室なのです。
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シロバナシラン
●動画:https://youtu.be/VkeDh6tyOvI
藤原直哉さんの話を聞いていて、いい言葉だと思ったものがあります。
それが、「壊れるものを見ているよりも、まず自分で作る」です。
(言葉そのものは違うかもしれませんが、言っている内容はそういうことです。)
https://www.youtube.com/watch?v=cJGGYyK9OFw&t=1292s
今、ニュースで流れてくる情報は、どうでもいいものが多いです。
ジャニーズがどうしたとか、ワクチンがどうしたとか、アメリカがどうしたとかそういうことは、どうでもいいものです。
まともな人は、そういう壊れていくものを見ているよりも、自分の道を歩いています。
世の中には、批判されるべきものがたくさんあります。
しかし、若い人は、そういうところに目を向けずに、まず自分の成長に目を向けるべきです。
批判は、ほとんど何も生み出しません。
確かに、貴重な批判を述べる人はいます。
例えば、副島隆彦さんのような人です。
しかし、そういう人は、ほんのわずかです。
あとの批判は、みんな尻馬に乗って騒いでいるだけです。
だから、批判よりも、大事なことは創造なのです。
世の中をよりよく変えてきたのは、批判でも革命でもなく、発明と創造です。
例えば、今、世界のどこかで開発が進められているフリーエネルギーが実現すれば、今日の世界にある政治的、経済的な問題のほとんどが解決します。
しかし、そういうことを話題にする人がいないので、そこに目を向ける人がいないだけです。
話を教育に戻せば、今の学校教育も壊れつつある世界です。
そのひとつの証拠は、年々増える不登校の生徒です。
また、重箱の隅をつつくような些細な知識のテスト体制です。
今の学校の役割は、通学するという規則正しい生活作りと、友達との交流だけではないかと思います。
要するに、子供が学校に行っていれば安心だという安心料の役割だけなのです。
勉強の中身は、学校に行かなくても、充実した参考書と問題集でカバーできますし、その方がずっと能率がいいのです。
だから、子供たちは、学校に合わせるのではなく、自分の興味関心を学問的に伸ばすことに焦点を合わせていくことです。
今、子供たちが長い時間をかけて苦労して身につけている知識は、ほとんどがChatGPTやBardのAI技術で代替できるものです。
いい大学に入ること自体に価値があった時代は終わりつつあります。
いい仕事をすることに価値がある時代になるのです。
そのいい仕事をするための途中経過として、勉強したり、大学に行ったりするということなのです。
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今、勉強の中心だと思われている数学、英語、国語などのほとんどは、単なる受験のための勉強です。
つまり、他人のための勉強です。
大事なのは、自分を成長させるための勉強です。
それは、主に、作文、創造発表、プログラミングなどの勉強です。
その自分の勉強を進める手段として、数学、英語、国語などがあるという位置関係なのです。
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●動画:https://youtu.be/zxywx_ARY68
●個人面談ができるようになりました
授業のあと10分以内で面談ができます。
それぞれのクラスに「面談」という表示があります。
それをクリックして個人面談を申し込んでください。
ただし、先生の都合により、日程を延期又は変更していただく場合もあります。
●6月から、国語・算数数学・英語・総合学力の各クラスの確認テストを行う予定です。
https://www.mori7.com/kt/
問題集をもとにした確認テストなので、生徒の学習状況がわかります。
確認テストは、生徒を評価するためのテストではなく、指導のためのテストです。
ですから、間違えた箇所は100点になるまで解き直すようにします。
5月中に、試験運用で確認テストを行う場合がありますので、ご了承ください。
●6月から、作文・創造発表・プログラミングの各クラスのプレゼン発表会を行う予定です。
https://www.mori7.com/pre/
これまで、発表はそれぞれのクラスの中で行われていましたが、これを毎月4週には、全体に発表する形で行うようにします。
作文クラスで、パソコン入力をしている生徒については、すぐにできると思います。
手書き入力をしている生徒については、保護者の方に協力していただくようになります。ただし、参加は任意です。
創造発表クラスは、自分の作品をアップロードする形ですから、やりやすいと思います。
プログラミングクラスは、Scratchはすぐに発表できますが、JavaScriptやPythonは、生徒が自分のホームページにアップロードする形になるので、全員ができるようになるまで時間がかかると思います。
みんなの作品が見られるようになると、勉強の励みになると思います。
●「よく使うリンク」に、いろいろな掲示板を作りました。
毎週、記事を更新する予定です。
この掲示板は、生徒や保護者の方も自由にお使いください。
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