●動画:https://youtu.be/_i29kIWNtQ4
私は、昔から、日本が今後発展するためには、日本の東と南に広がる太平洋に向かう必要があると思っていました。
それを、ぽっかりぽんぽん島構想という名前で勝手に考えていました(笑)。
日本の国土面積は、世界で第61位ですが、海洋も含めた面積は世界第6位です。
ざっと国土面積の12倍です。
この東と南に広がる広大な海に、ぽっかりぽんぽん島を無数に作ることができます。
そして、それらの新しい島々を含めて、日本は、新日本列島になるのです。
ということは、自分の頭の中で考えていただけでしたが、同じような構想を企画しているスタートアップがありました。
「日本でも1万人が住める海上都市計画「Dogen City|同源都市」」
https://www.gizmodo.jp/2023/06/dogen-city.html
新しいことは、いつでも軌道に載せるまでが大変ですが、理想が明確であれば必ず実現します。
私は、これから、第二、第三の会場都市の構想が続くことを期待しています。
海上都市の利点はいろいろありますが、わかりやすいことのひとつは、どんな大地震、大津波があっても影響を受けないことです。
もうひとつは、季節によって台風が来るようなときでも、台風をさけて安全な海域に移動できることです。
何しろ、日本の東南海は広いですから、冬は温かい海域に、夏は涼しい海域に移動することができます。
水が少なくなったときは、雨の降っている海域に移動すればいいし、子供たちの遠足のときは、晴れている海域に移動すればいいのです。
冬は、雪の降っている海域に移動して、雪合戦をしたり、スキーをしたりということもできます。
食料は、会場都市の中でのお米や大豆の栽培もあり得ますが、牡蠣の養殖が幅広く利用されるようになると思います。
牡蠣は海のミルクとも言われるくらい栄養のバランスのよいもので、縄文時代の人の海辺の人は、牡蠣を常食していました。
本土との交通は、ひとつの課題です。
船や飛行機でなければ会場都市に行けないとなると、やや不便ですから、会場都市と本土の間は、チューブでつなぐことが考えられます。そのチューブの中は車で移動できます。
あるいは、人の乗れるドローンや、乗用車並みに手軽に運転できる船舶の利用も考えられます。
海上都市の建設には、大きな費用がかかります。
しかし、南海トラフ地震による経済損失を考え、その対策としての投資と考えれば惜しくありません。
海上都市のエネルギー源として考えられるのは、海流発電です。
将来は、安全度の高い超小型原発か、核融合による発電を利用することも考えられます。
会場都市での産業は何かというと、それはもちろん観光ではありません。
海上都市は、どこにでも移動できるので、その会場都市に住んでいる人の文化以外は、観光になるものはないからです。
海上都市の産業は、創造です。
その都市に住んでいる人は、科学技術でも、文学でも、音楽でも、芸術でも、哲学でも、どういう分野でもいいので、創造することを仕事にします。
その創造が、その海上都市の輸出産業になります。
海上都市のレジャーのひとつは、イルカとの交流です。
多くの家庭が、ペットとしてのイルカを飼うようになり、休日はそのイルカと一緒に遊びます。
家族みんなでそれぞれのイルカに乗って、時どき、江ノ島の海辺まで遊びに行くということもあるのです。(それはないか。)
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ネジバナ(モジズリ)
「
みちのくの しのぶもじずり たれゆえに みだれそめにし われならなくに」(百人一首)
●動画:https://youtu.be/wkwW_gxm9w0
ChatGPTを英語の勉強に使うという記事を見ました。
「勉強法の相談から、苦手な発音の練習も、ChatGPTなら0円で英語を学習できる」
https://president.jp/articles/-/70403
====引用ここから====
まずは「単語の習得」から見てみましょう。従来であれば、単語帳を使って暗記することが一般的です。
それに加えて、ChatGPTを使えば、より効率が上がります。具体的には、特定の単語を含んだ例文を作ってもらいます。単語一つ一つではなくまとめて覚えたい場合は、複数の単語を指定して、例文を作ってもらうのもオススメです。「以下の3つの単語を含む短い英文を作れますか?」と聞いてみましょう。長い文章だと覚えづらいため、あえて「短い・簡潔な」と加えるのがコツです。例文を繰り返し読むことで、単語が覚えやすくなります。
====引用ここまで====
なるほど。
これなら、簡単にいろいろなことができます。
例えば、
■繰り下がりのある2桁の引き算の問題を10個作って。
====
ChatGPT
もちろんです。以下に2桁の引き算の問題を10個作成しました。それぞれの問題では繰り下がりが必要となります。
34 - 17 = ?
52 - 28 = ?
63 - 46 = ?
85 - 39 = ?
76 - 38 = ?
91 - 35 = ?
42 - 27 = ?
81 - 64 = ?
73 - 58 = ?
65 - 47 = ?
====
■答えも教えて。
====
ChatGPT
もちろんです。各問題の答えは次のとおりです:
34 - 17 = 17
52 - 28 = 24
63 - 46 = 17
85 - 39 = 46
76 - 38 = 38
91 - 35 = 56
42 - 27 = 15
81 - 64 = 17
73 - 58 = 15
65 - 47 = 18
====
百ます計算のような問題がいくつも作れます。
何よりも、大事なことは、子供が苦手なところや間違えやすいところを組み合わせた問題を作れることです。
漢字の勉強もしてみました。
■次の漢字を使った文章を作って。(小6の配当漢字の最初の30文字)
異 遺 域 宇 映 延 沿 我 灰 拡 革 閣 割 株 干 巻 看 簡 危 机 貴 疑 吸 供 胸 郷 勤 筋 系 敬
(30文字)
====
ChatGPT
異なる郷に生まれ、我々は宇宙への疑いを拡大し、その遺跡を見つけるために勤勉に働いた。彼らの貴重な貢献が、株の成長を促し、地域の革新を映し出した。それは、強く敬意を表す一方で、灰色の空を明るく照らし出した。
延びる道沿いにある閣楼は、その光景を見る者に異次元の世界を思い起こさせる。株式会社の幹部たちは、この困難な時期に簡潔なメッセージを提供することで、危機を乗り越えようとした。彼らは、勤勉に取り組むことで、我々の生活に影響を与えるこの系統の遺留品についての理解を深めようと努めた。
機械の進化は、この戦略の一部を形成していました。深い吸引力を持つこの技術は、我々の胸に新たな希望を植え付け、革新的なアイデアの創出を促しました。このように、我々の努力が無駄にならず、割り当てられた任務を進めることができました。
以上が、異なる文化と人々、そしてそれぞれが持つ異なる視点から見た、我々の旅と成果でした。この体験が我々の見識を広げ、未知の域を探求することの重要性を教えてくれました。
(436字)
====
この文章は長すぎますが、10文字ぐらいの漢字の文章を作り、それを暗唱暗写すれば、漢字はすぐに覚えられます。
この問題づくりも、それまでに子供が書き間違えた漢字に絞って作れば、能率のよい漢字の勉強ができます。
理科や社会でもできるかと思い、社会の問題を作ってみました。
■神奈川県と県庁所在地である横浜の2つの言葉の組み合わせを覚えるための語呂合わせの文章を作って。
====
ChatGPT
「神が奈って、川を越えたら、横に浜が広がっていた。」という語呂合わせを考えてみました。このフレーズは「神奈川」の神が奈って、川を越えることを示し、「横浜」は横に浜が広がる景色を描写しています。これにより、「神奈川県」の県庁所在地が「横浜」であることを覚えるのに役立つかもしれません。
====
やや意味が不明ですが、プロンプトを工夫すればもっといい問題ができると思います。
そして、ChatGPTはくたびれるということがありませんから、「47都道府県について、全部作ってみて」と言えば、何の文句も言わずにすぐに作ってくれます。
ここが人間と違うところです。
ここで大事なことは、先生や保護者がこういう問題をAIを使って作るのではないことです。
子供自身が作るのです。
子供が活用するChatGPTで、当面すぐに活用できるのは、読書感想文です。
たぶん、多少気の利いた中学生は、今年の読書感想文は、ChatGPTを利用して書くと思います。
小学5、6年生でも、進んだ子はそういうことをすると思います。
先日、「
読書感想文は今年で終わる」という記事を書きましたが、この記事の肝心なところである「教育の概念」というのは、わかる人とわからない人がいると思います。
これからは、教育の方法が変わるのではなく、教育の概念が変わるのです。
教育は、大人が子供に知識を詰め込むことではなく、子供が自ら学ぶことになります。
そのときに使えるのがAI技術です。
AI技術によって、子供は、自分が学びたいことを自ら学ぶようになります。
親や先生が、子供に教えることは、勉強の中身ではなく、大人のこれまでの人生経験を生かして、どういう生き方が価値ある生き方かを子供と話し合うことです。
生き方を決めるのは子供です。
その材料を提供するのが大人です。
そして、勉強の方法を提供するのがAI技術になるのです。
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ヤマボウシ
●動画:https://youtu.be/lq7w-SthL3k
言葉の森では、これまで、学期ごとに作文を書くための作文用紙と郵送のための封筒用紙をお送りしていました。
これは、作文のやりとりをするのに郵送という手段しかない時代に作ったシステムだったからです。
しかし、作文の郵送によるやりとりには、難点がいくつかありました。
1.郵送のやりとりに時間がかかる
2.郵送したものが、郵送の過程で紛失してしまうことがある(特に近年増えている)
3.作文用紙は保存しにくいので散逸することが多い
4.振替授業で、他の講師が担当した場合、その生徒のそれまでの作文が読めない(したがって、他の講師や事務局による指導ができない)
5.生徒が作文を提出したかどうかが、翌週になるまでわからない(ウェブへのアップロードならその日のうちにわかる)
そこで、今後、次のようなやり方を中心にしていきたいと思います。
1.手書きの生徒は、作文ノートを購入していただき、ノートに書いた作文を画像として送信していただく
2.パソコン入力できる生徒は、パソコンで作文を書き、それをウェブから送信していただく
3.郵送のやりとりを希望される方は、市販の作文用紙を購入していただき、それを郵送で送っていただく(封筒も各自でご用意ください)
作文ノートには、次のようなものがあります。
ジャポニカ学習帳 作文帳 120字
https://www.amazon.co.jp/dp/B00CBNV4VS/
(低学年用)
コクヨ キャンパスノート 作文罫 200字
https://www.amazon.co.jp/dp/B0012ORDXA/
(中高学年用)
作文の画像送信の仕方は、下記のとおりですが、わかりにくい場合は、いつでもお電話でおたずねください。
1.作文の丘に行き、コード、パスワードなどを入れます。
2.本文は空欄で結構です。
本文にgoogleフォトなどの共有リンクを貼り付けることもできます。
3.「参照」ボタンをクリックし、パソコンの中にあるJPGファイルをアップロードします。(ファイルが複数枚あるときは、参照を複数回繰り返し、最後にまとめて送信します)
4.自分のパソコンの中からアップロードするJPGファイルを探します(例の場合は4つ)。
5.1つずつ順に「参照」でアップロードします(図は1つ目のファイルがアップロードされる状態)。
6.全部を「参照」でアップロードしたら「送信」ボタンを押します。
7.アップロードが成功すると画面が切り替わります。
8.手書き原稿がアップロードされた状態。
iPhoneで撮影した画像は、jpgファイルではないことがあるので、その場合は設定を変更してお送りください。
iPhoneで撮影した「.HEIC」形式の画像ファイルをJPG・JPEG形式に変換する方法は、ウェブで検索すると出てきます。
なお、赤ペン添削とパソコン入力について、時どきご質問をいただくので、言葉の森の方針を説明します。
1.言葉の森は、赤ペン添削をする必要はないと思っています。
作文で重要なのは、書かれている作文の構成・題材・表現・主題の内容をよくすることです。
赤ペンは、主に表記のミスについて指摘する際に使われますが、表記のミスは口頭又は文章で説明すれば十分で、子供の読書力の向上に伴って自然に直っていくものです。
逆に読む力がつかないうちは、赤ペンで何度添削をしても、正しい表記になるのは時間がかかります。
2.作文は漢字を書く練習にはなりません。子供は、自分の使える漢字で書くので、作文で新しい漢字を覚えるようなことはありません。
漢字は、作文の勉強を兼ねてやるものではなく、漢字の練習として独自にやっていくものです。
3.受験で作文がある場合、パソコンで書いている人は、受験の3か月から半年前に手書きに戻せば、手書きの感覚はすぐに取り戻せます。
作文で大事なのは、書かれている内容ですから、内容さえしっかり書けていれば、いつでも手書きで書くことはできるようになります。
パソコン入力の利点は、疲労度が少ないことと、森リン点などの目標を作りやすいことです。
●作文ノートの利用と字数の数え方
作文ノートには、200字詰め(20マス10行)、120字詰め(15マス8行)、150字詰め(15マス10行)などさまざまな規格があります。
中には、162字詰め(18マス9行)など、意味不明のものもあります(笑)。
この作文ノートを使うときに、最初の1ページ目から書くと、最初のページは、片面になってしまいます。
次のページからは見開きになりますが、最初だけ片面だと、写真を撮るときに体裁が悪くなります。
【5ページの作文を書いた場合】
┏━━━━┓
┃ ┃1ページ目
┃ ┃(文字が横になることが多い)
┗━━━━┛
┏━━┳━━┓
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃2、3ページ目
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃
┗━━┻━━┛
┏━━┳━━┓
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃4、5ページ目
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃
┗━━┻━━┛
これを最初からこのようにすると、体裁がよくなります。
┏━━┳━━┓
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃1、2ページ目
┃ ┃ ┃(前のページは空のこともある)
┃ ┃ ┃
┗━━┻━━┛
┏━━┳━━┓
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃3、4ページ目
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃
┗━━┻━━┛
┏━━┳━━┓
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃5ページ目
┃ ┃ ┃(6ページ目は空になることもある)
┃ ┃ ┃(空ページには絵などをかいてもいい)
┗━━┻━━┛
●作文ノートの字数の数え方
作文ノートの使い方と字数の数え方は、次のようにします。
ただし、これは一応の基準ですから、全員がそうしなければいけないというものではありません。
標準の書き方として参考にしてください。
1行目に、3マス空けて題名を書きます。
2行目に、下から1マス空けて名前を書きます。
名前は、できるだけニックネーム(ペンネーム)にしてください。 3行目から、本文を書き出します。
★字数は、1行目の題名、2行目の名前も、それぞれ1行分の字数として数えます。
全体の字数を数えやすいことを優先します。
★200字詰め(20×10行)の作文ノートを使っている人以外、つまり、小学校低学年の人は、できれば、作文の末尾に、カッコ書きで字数を書いておいてください。
いろいろな字数と行数のノートを見ると、先生が字数を数えるときに苦労するからです。
できる人は、末尾に字数記録ということをお願いします。
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