ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4956番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/5
自習室は、毎日10人以上、多いときは20人近くが利用。自習グラフを自分の1日の勉強時間の目標にすると家庭学習が進めやすくなる。自習室は生徒と生徒のお友達とご兄弟なら1日24時間いつでも使える as/4956.html
森川林 2024/01/30 07:40 

キンカン

 自習室を使う人が増えてきました。
 保護者懇談会の資料でお知らせしてからか、それまで1日に1人か2人だった自習室の利用が、毎日10人以上、多いときは20人近くになりました。

 自習室の利用は、言葉の森の生徒と、生徒のお友達とご兄弟であれば、誰でもできます。
 生徒とお友達とご兄弟に限定させていただくのは安全のためです。


 自習室のメインルームは、カメラオン、マイクオフですが、ブレークアウトルームで息抜きをするときは、ブレークアウトルームでお喋りもできます。
 ただし、ブレークアウトルームでの休憩は10分以内とします。


 自習室は無料ですから、24時間いつでも自由に使えます。
 ほとんどの時間、先生も一緒に自習室に入っているので、安全面での心配はありません。


 今日1月30日(火)は、平日ですが、朝3時に自習をしていた小学生、朝6時に自習をしていた中学生がいました(笑)。
 学校に行く前に、勉強をしているのだと思います。

 自習室を利用するとき、他の人も同じように勉強しているのを見ると、自分もがんばろうという気になります。
 ですから、できるだけ多くの人が利用してくれるといいと思います。


 勉強の基本は家庭学習です。
 学校に行ったり、塾に行ったりして、みんなと一緒に勉強する時間は、たんなるきっかけ作りの時間です。
 学校や塾で勉強をするのではなく、家庭で勉強をするというのが勉強の基本です。

 ところが、家庭学習は、始めるときが難しいのです。
 何もないところで、問題集を開いて「さあ、勉強を始めよう」ということは、なかなかできません。

 そのときに、「とりあえずパソコンを開いてみよう」、そして「自習の記録を書いてみよう」、そして「自習室に入ってみよう」と、段階を置いて勉強の準備をすれば、比較的スムーズに自習を開始できます。
 そして、いざ自習室に入って、ほかの人の勉強している姿を見れば、自然に自分も勉強モードになります。

 勉強が終わったあと、自分の自習グラフを見れば、明日もがんばろうという気持ちになります。


 ぜひ、多くのみなさんが、自習室を利用して、家庭学習を無理なく進められるようにしていってください。

▽森の自習記録(自習室の入口)
https://www.mori7.com/teraon/js.php

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
自習室(0) 

記事 4955番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/5
ChatGPTを活用する未来の学習。探究学習より一歩進んだ、一人ひとりの個性を生かす創造発表クラス。学校や塾ではできない面白い勉強をしたい小5から中3の生徒の体験学習を募集 as/4955.html
森川林 2024/01/29 06:32 


白梅



 創造発表クラスは、自由な実験や研究の発表をするクラスです。

 これまでの勉強は、すでに完成されている知識を与えられ、それを覚えて、試験のときに再現するというサイクルの中で行われていました。

 だから、記憶力のよい人や、長時間勉強する人が、いい成績を取れる仕組みになっていました。

 確かに、知識を習得することは大切です。
 しかし、今の教育は、学年が上がるにつれて、試験で点数の差をつけるために行われる面が強くなります。
 そのために、試験が終わればすぐに忘れてしまうような瑣末な知識を詰め込むような学習が行われてきたのです。


 現在の中学入試、高校入試あたりまでは、まだ知識の詰め込み中心の試験が続いていますが、その先の大学入試では、一足先に総合選抜型の入試が広がっています。

 総合選抜で評価される学力は、思考力、創造力、発表力、作文力、面接力などです。
 これに、個性、意欲、問題意識などが加わります。

 高校では、2022年度から探究学習が授業に取り入れられるようになりました。
 この探究学習は、大学入試の総合選抜と共通の考え方にもとづいています。

 つまり、知識の詰め込み教育から、創造力と発表力の教育へと、学習の重点が大きく変わりつつあるのです。

 最近でも、次のような総合選抜の記事がありました。

====
「総合型へ入試をシフト」 東北大総長が語る改革、25年後の姿
https://www.asahi.com/articles/ASS1R6FQ3S1RUTIL048.html

 東北大の大野英男総長は昨年、入試の一般選抜について「全て総合型選抜へ移行したい」と表明した。これまで増やしてきた総合型の枠をさらに広げ、「未来を描ける人」「多様な才能を持つ人」を世界から集めたい、と狙いを語る。
====

====
筑波大学長「入試は面接と論文中心に」 背景に留学生と少子化
https://www.asahi.com/articles/ASS1R6DKHS1RUTIL046.html?iref=pc_extlink

 どんな入試を開発したらいいかは難しいが、何年もかけてやるしかない。
 海外の有名大学の入試では、筆記の難度は大学入試センター試験ぐらいだが、長時間の面接と長い論文を課す。テーマは正解のない問いで、例えば「死刑はなぜ廃止しなくてはならないのか」など。日ごろから物事を論理的に考えていることが要求される。
====

====
東大が「推薦」出願枠を増やし、異例のメッセージを出した理由とは? 武田副学長に聞くhttps://www.asahi.com/edua/article/13616568

 教員側からは、推薦生について、総じて一般生より高い評価がありました。学力はもちろん、意欲や積極性、リーダーシップについては一般生より高いと。詳しく言うと、プレゼンテーション能力、表現力、社会に対する問題意識、協調性も高い。つまり5年間の評価として、推薦生は非常に優秀で、うまくいっているんだと。
====

 では、総合選抜型の入試には、どういう対策をしたらいいのでしょうか。
 それは、作文の学習と同じです。

 小学生のころから、作文の練習をしている生徒は、書くことに慣れ、文章を書くことに自信が持てるようになります。

 同じように、小学生のころから、創造的な学習を行い、みんなの前で発表することに慣れている生徒は、総合選抜型の入試にも自信を持って対応できるのです。

 これは、大学入試だけでなく、自己アピールを必要とする就職試験などにもあてはまります。
 創造性を生かす学習をしてきた生徒は、社会人になってからも、自分らしい創造的なことに挑戦しようと思うようになるのです。


 これからの教育は、知識詰め込み型の教育から、創造発表的な教育や作文的な教育へと大きく重点が変わりつつあります。

 創造発表クラスでは、参加者は、自分の興味のあるテーマで、自由に実験、研究、調査、工作などを行います。
 それをみんなの前で発表し、ほかの人の発表について質問や感想を述べます。


 高校で行われている探究学習は、グループ学習というかたちで進められます。
 グループでひとつのテーマに取り組むため、自分のあまり関心のない分野の研究を割り当てられることもあります。
 また、発表もグループとして行われるので、個人が責任を持って発表をするわけではありません。

 探究学習を真に意味あるものにするためには、一人ひとりが個人の関心にもとづいて、ひとりで研究を深め、ひとりで発表を工夫する必要があります。


 そこで、活用できるのがChatGPTです。
 研究テーマが個性的であればあるほど、相談できる人や、参考になる本は限られてきます。
 すると、問題意識自体は個性的で優れたものであったとしても、それを深めることができません。

 そのときに、ChatGPTに研究の方向を相談するのです。
 ChatGPTは、どんな分野についても詳しい知識を持っている友達のようなものです。
 いくら聞いても、同じように詳しく親切に教えてくれます。

 ChatGPTのアカウントを作るには、メールアドレスが必要です。
 メールアドレスは、Gmailで13歳になれば取得できますから、中学生は自分のChatGPTアカウントを作ることができます。
 ついでにZOOMとYouTubeのアカウントを作っておくといいと思います。
 そうすると、作品の発表を動画で作成することができるようになるからです。


 ChatGPTは、無料で使えるのがChatGPT-3.5で、有料の場合はChatGPT-4になります。
 有料の金額は月額2000円ぐらいですから、無料のアカウントでいいのですが、有料にすれば高機能になります。

 小学生の場合は、お父さんやお母さんに作ってもらったChatGPTのアカウントを利用するといいと思います。


 自分の研究したいことが決まったら、次のようにChatGPTに聞きます。
「私は、中学○年生です。今、○○について研究をして発表したいと思っています。どういう方向で研究を進めたらいいと思いますか」
 自分の学年も言っておくと、その学年にふさわしい方向で話をしてくれます。

 ChatGPTは、友達ですから、気軽に聞くことができます。
「それでは、具体的にどこを探せばいいの」
とか、
「それに関連するサイトや本を教えて」
などと、追加の質問を次々にしていきます。

 自分の知りたいことを検索で探すのは時間がかかりますが、ChatGPTに聞けば焦点の絞られた話をすぐに教えてくれます。


 参考資料や参考画像を集めて、自分の研究結果がまとまれば、今度はそれをChatGPTに聞いてみます。
「私は、次のような研究レポートを作りました。これについて、アドバイスをしてください」
 そして、自分の書いたレポートを貼り付けるのです。
 すると、ChatGPTは、どこが説得力に乏しいとか、どこに誤字があるとかいうことを細々と教えてくれます。

 最後に、「このレポートを150字に要約して」と頼めば、レポートの梗概(こうがい)も作成してくれます。
 もちろん、要約は、自分で作ってもいいのです。


 こうして發表するレポートができたら、ZOOMの共有画面でそのレポートを広げながら、レコーディング機能で、動画を作成します。
 カメラをオンにすれば、自分の顔も一緒に写りますが、カメラをオフにしておけば、共有画面だけが動画になります。

 10分以内の動画であれば、言葉の森の発表室に送信できます。
 しかし、将来、自分の動画をまとめて蓄積しておきたいと思う場合は、YouTubeのアカウントを作り、そこにアップロードしておくといいでしょう。
 YouTubeにアップロードする動画は、公開、限定公開、非公開のいずれかを選べます。途中で変更することもできます。

 いずれ、将来、入試で自己アピールをする際などには、この動画を見せるのが最も説得力があるということになると思います。


 YouTubeのような外部のサービスにアップロードするだけでなく、SSDなどに保存しておけば、将来、YouTubeのサービスが使えなくなっても安心です。

 現在1TB(テラバイト)のSSDは、9,000円程度です。
 ZOOMで作る約10分の動画は35MB(メガバイト)ぐらいです。
 1TBは1,000GBで、1GBは1,000MBですから、1枚のSSDで、ZOOMで作った10分の動画が28,500本ぐらい保存することができます。


 現在の勉強を、多くの生徒は苦しい勉強だと思っています。
 それは、将来使うあてのない細かい知識を覚えさせられたり、調べればすぐにわかることを記憶させられたり、わざと間違えやすいように工夫された計算問題を出されたりして、それを点数化して競争させられる勉強になっているからです。

 本来の勉強は、自分のやりたいことがあり、それをするために必要な知識を学ぶという前向きのものです。
 そして、学ぶだけでなく、更にその勉強に工夫を加えることもしたくなるのが本当の勉強です。
 勉強は、もともと楽しいものであるはずなのです。


 創造発表クラスは、本来の楽しい勉強をするための教育です。
 こういう先取りの勉強に参加することが、自分の未来の先取りになります。


 今の中学生は、退屈な勉強と楽しい部活を中心に生活していると思います。
 部活動は、友達との交流があり、勝敗やコンクールという共通の目標があります。

 だから、多くの子が部活に熱中しますが、その部活の方向は、既存の与えられた枠組みの中での狭い競争です。
 ほとんどすべての子は、その部活の延長でプロになるわけでも何でもありません。
 ただ競争と勝敗があるから、そのときだけ熱中しているという一時的なゲームの世界の熱中なのです。
 もちろん、熱中したことは、人間を成長させ、生涯の懐かしい思い出になります。

 しかし、これからの時代は、自分らしく生きることが大切になります。
 勉強も、遊びも、自分らしいことが基本です。

 人に合わせた勉強や遊びではなく、自分の中から湧いてくる勉強と遊びを育てていくことが大事になるのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20240228  
 創造発表の勉強のネックになるのは、個性的なテーマであればあるほど相談相手になるような人がいないことです。
 そのときに、ChatGPTが活用できます。
 人から枠組みを与えられた勉強ではなく、自分で勉強の枠組みを作ることがこれからは重要になってきます。
 この創造的な勉強が、これからの総合選抜時代の勉強でもあるのです。
====
ChatGPTを活用する未来の学習。探究学習より一歩進んだ、一人ひとりの個性を生かす創造発表クラス。学校や塾ではできない面白い勉強をしたい小5から中3の生徒の体験学習を募集
https://www.mori7.com/index.php?e=4955

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
創造発表クラス(0) 
コメント41~50件
……前のコメント
【合格速報】栃 森川林
 おめでとう!  受験勉強中も、硬い説明文の本をばりばり読 3/13
記事 5017番
受験作文と入試 森川林
将来の作文入試は、デジタル入力になり、AIで自動採点するよう 3/13
記事 5016番
大学入試が終わ 森川林
大学生になっていちばん大事なことは学問に志すこと。 18歳 3/12
記事 5015番
【合格速報】東 森川林
 T君、いつも椅子に腹ばいになってずっと本を読んでいたものね 3/11
記事 5012番
1月の森リン大 森川林
 小1から高3までの作文が並ぶと、学年に応じて、みんなの考え 3/11
記事 5009番
未来の子育て、 森川林
 「今は、勉強が大事なのだから、自分のしたいことは大学に入っ 3/8
記事 5006番
未来の子育て、 森川林
 かつて、三井三池炭鉱は、日本のエネルギー産業の花形で、安定 3/7
記事 5005番
未来の子育て、 森川林
幼児期や小学校低学年のころは、何でも吸収できます。 しかし 3/6
記事 5004番
未来の子育て、 森川林
 今の日本の受験勉強は、清朝末期の中国の科挙に似てきています 3/5
記事 5003番
朝の10分間読 森川林
 読書は、読む力と理解する力です。  草野球とプロ野球では 3/4
記事 5002番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
WinSCPの 森川林
ダウンロードとインストールは、特に問題なく、次々と進めて 12/4
プログラミング掲示板
Re: 標準新 森川林
 これは、確かに難しいけど、何度も解いていると、だんだん感覚 12/2
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習