ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4972番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
【合格速報】東京学芸大学附属国際中等教育学校 as/4972.html
言葉の森 事務局 2024/02/07 13:57 
東京学芸大学附属国際中等教育学校(帰国子女枠) I.R.さん

<担当講師より>作文
 合格おめでとうございます。
 受験コースの課題に取り組む中で、ぐんぐんと力を伸ばしてくれました。時間内に目標字数を書き上げることが一つの課題でしたが、十分な速さも身に付けてくれました。
 中学校でのさらなる成長を楽しみにしています。

<担当講師より>国語読解
 おめでとうございます。国語読解ではすでに中学生の課題にすすめています。正確な音読と読み取りの力がついていると同時に、クラスの仲間に共感する力や伝える力も伸ばしていると感じます。読書も新書を中心に幅広く、今後の学習につながると感じています。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 

記事 4971番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
日本は創造教育文化立国を目指せ。新しい時代の産業を作るのが日本人の役割。創造文化の時代を作る前提になるのは創造教育 as/4971.html
森川林 2024/02/07 04:09 


メジロ

 人間の歴史は、大きく見ると、狩猟採集時代から、農業革命の開始によって大きく変化しました。

 その農業の時代がしばらく続いたあと、工業革命の時代が始まりました。

 この時代は、工業製品を作るための施設や設備や輸送に多くの資金が必要であったため、資本主義という経済が発達しました。

 しかし、資本主義の時代は、一段落しつつあります。
 工業生産は、まだ産業の中心ですが、家電製品のように、どこの国でも作れるものになっています。

 一時、中国が世界の工場と言われていましたが、今、世界の工場はどこの国でも作れるようになっています。

 工業の時代の先に、宇宙ロケット開発や海洋開発がありますが、それは一部の先端企業が行っていることで、多くの人が参加するものにはなっていません。


 工業の時代の次の時代は、情報の時代と言われたことがありました。
 しかし、情報のインフラはほぼ完成しつつあります。
 むしろ、多くの人は、情報の氾濫から一歩距離を起きたいと思うようになっています。

 では、次の時代は何かというと、私は創造文化の時代だと思います。
 創造文化の土台になるものは創造教育です。

 これからの世界で何が価値あるものかと言えば、それは食料でも、家電製品でも、楽しい旅行でも、豪華な外食でもなく、一人ひとりの創造になりつつあるのです。

 その創造の時代の先端にあるのが日本です。
 日本には、長い江戸時代に花開いたさまざまな創造文化があります。
 この創造を、個性的に発展させていくことがこれからの課題です。

 現在、目につくメジャーな文化産業としては、ゴルフ、サッカー、野球、バスケットボール、各種スポーツ、オリンピック、テレビ、映画、歌、踊り、芸能界、遊園地、旅行などがあります。

 地球人ではない宇宙人が、例えばゴルフやサッカーを見たら、地球人は変わったことに熱中するものだと思うはずです。

 食料や家電製品と比べれば、何の意味もないように見える娯楽に、多くの資金が投入されています。
 それは、その文化産業が、工業生産の延長に生まれた文化産業だからです。


 新しい文化産業は、個性を生かす文化産業です。
 もちろん、中には、茶道や華道や俳句や短歌や落語や漫才のように、参加者の大きな裾野を形成する文化もありますが、文化産業の本質は、個人が自分の個性を生かして創造する文化です。

 私がよく引用するのは、さかなクンが創造した「さかな文化」とも言えるものです。
 これから、多くの人が、「虫文化」「鳥文化」「犬文化」「猫文化」「新しいスポーツ文化」「ダジャレ文化」などを作り出す可能性があります。


 産業は、作る人と求める人が結びついて始まります。
 つまり、生産する人と需要する人がいれば、そこで世の中のお金は回り出します。

 経済とは、お金が回ることです。
 もちろん、将来のベーシックインカムの時代には、お金の必要性はもっと薄まります。
 しかし、人間の生産と需要を結びつけるものとして、お金の流通があることが大事なのです。


 創造文化の時代を作るには、創造的な人々が必要です。
 創造的でない人が、豊かな生活だけを与えられれば、それは「パンとサーカスの時代」に逆戻りすることになります。

 だから、創造文化は、創造教育と結びついています。
 幸い、日本人は、多くの人が個性と創造性を持っています。

 FacebookやXやYouTubeなどでも、日本人は自分らしい発信をしている人が多いように思います。
 もちろん、単なる他人への批判になっている記事も多いのですが(笑)、創造的な発信もまた多いのです。

 それは、出版物を見てもわかります。
 よくこんないろいろなことを考えたり書いたりする人がいるものだと思うような本がたくさん出版されています。


 この日本文化が持つ創造性を発揮して、新しいさまざまな文化産業を作っていくことが、これからの日本の役割になると思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
創造発表クラス(0) 創造力(9) 教育論文化論(255) 未来の教育(31) 
コメント11~20件
……前のコメント
総合学力クラス 森川林
子供は、暇そうにしているのがいちばんです。 年がら年中がん 6/22
記事 5107番
さまざまな勉強 森川林
勉強は、作文と読書と算数数学と歴史を中心にやることです。 6/21
記事 5106番
作文力がこれか 森川林
作文力をつけるために必要なのは読書と対話。 出力の前に入力 6/19
記事 5105番
作文を書くとき 森川林
 接続語と助動詞は、実は重要です。  中学生や高校生で、文 6/18
記事 5104番
国語は、読む力 森川林
国語の力をつけるための音読は、1冊の問題集を繰り返し読むのが 6/16
記事 5103番
国語力は、テク 森川林
国語力をテクニックで身につけようという考えそのものがあさはか 6/14
記事 5100番
本当の勉強は、 森川林
子供は、自然に成長していれば、みんな時期が来ればそれぞれにが 6/12
記事 5098番
これから大学生 森川林
MMさん、ありがとうございます。 これは、10年以上前の記 6/12
記事 820番
これから大学生 MM
先生の書かれていることは今読んでもそのまま通じます。 10 6/11
記事 820番
毎週作文を書く 森川林
作文の勉強というのは、負担の大きい勉強です。 だからこそ、 6/11
記事 5097番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習