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親が言っても本を読まない―ご質問に答えて as/584.html
森川林 2009/08/08 20:52 
 小5の保護者の方から、「親が読書をすすめても本を読もうとしない」というご質問をいただきました。

 以下は、そのご質問に対してのお返事で、父母の広場に掲載したものです。



 読書については、親が確信を持って読ませるようにすることが大事です。

 よくあるケースは、

(1)
親「本でもよんだら」
子「うん」
で何もせずに終わる(笑)。

 「○○でも」という時点で既に説得力がなくなっているからです。

(2)
子「この本つまんない」
親「そーお。じゃあ、こっちは」
子「この本むずかしい」
親「そーお。じゃあ、こっちは」
子「この本もおもしろくない」

 読む力がついていない時期は、何を読ませてもつまらないのです。
 おもしろい本を探すよりも、何しろ読ませて読む力をつけるのが先です。

(3)
親「本読みなさい」
子「漫画でもいい?」(絵本、雑誌、学習漫画、図鑑なども)
親「まあ、読まないよりいいか」

 無理に読ませて読書嫌いになることはありません。
 逆に無理にでも読ませて力をつけることによって読書好きになります。
 字のスペースが絵のスペースよりも多い本(つまり絵本や漫画でない本)を毎日学年の10倍ページ(小5なら50ページ)以上を読むようにすれば、読むようになります。
 大事なことは、親が確信を持って読ませるということです。

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読書(95) 質問と意見(39) 

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言葉の森のシステムが複雑―ご意見に答えて as/583.html
森川林 2009/08/08 08:48 
 小4の保護者の方から、「言葉の森のシステムが複雑だ」というご意見をいただきました。

 以下は、そのご質問に対してのお返事で、父母の広場に掲載したものです。



 システムが複雑で申し訳ありません。

 最初はシンプルだったのですが、20年間という長年の指導の過程で、やはりあれも教えたい、こういう力もつけたいということで、次々と新しい仕組みを付け加えたので、かなりややこしくなりました。
 ホームページも、内部の構造が複雑になっています。

 ただし、いろいろな要望はできるだけ反映するようにしています。
 これまでに、わかりやすくという点で改良したところは、
1、言葉の森新聞の文字を大きめにした(たまにスペースの関係で小さい文字になるときがありますが)
2、長文を縦書きにした(インターネットに掲載する関係で、全部を縦書きにすることはできませんが、よく読むものは縦書きにしています)
3、課題集の課題と解説を週ごとにまとめた(昔は、課題と解説が別々にまとまっていた)
などです。
4、ホームページから欠席の連絡が入れられるようにした(直前の欠席連絡でも講師に伝わりま)

 今考えているのは、振替のシステムをもっとやりやすくすることです。

 お気づきの点があればお知らせください。

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