ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 699番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
自習の暗唱はオプション方式に as/699.html
森川林 2009/12/04 09:55 

 △12月3日現在のグラフ

 生徒のみなさんが言葉の森の勉強を続けていく際に、自習の負担が大きいという声がときどきありました。

 そこで、この12月より、自習はオプション方式にすることにしました。自習として暗唱を選択した生徒は、その暗唱を毎週先生がチェックします。しかし、忙しくて時間がとれないとかひとりでできないとかいう理由で自習ができない人は、毎週の作文だけをしっかり書けばよいということにしました。

 12月3日現在の自習オプションの内訳を見ると、小学5年生までは、自習オプションに暗唱を選択する生徒の方が多くなっています。小6、中学生、高校生は、多忙などの理由により暗唱オプションはなしとする生徒が半数ぐらいになっています。

 毎日の作文をしっかり書くだけでも十分に力はつきますから、自習オプションなしとした人は、翌週の作文の準備だけをしっかりしていってください。また、自習オプションは、途中で変更できますから、自分の学習時間との兼ね合いを見て先生とも相談しながら判断していってください。

 この自習オプションについては、今後、暗唱以外に、読書日記や問題集読書なども選択できるようにしていく予定です。小学6年生や中高生は、暗唱よりも問題集読書などの方が取り組みやすいと思っています。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
暗唱(121) 生徒父母向け記事(61) 

記事 698番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
作文指導の裾野、中腹、山頂 as/698.html
森川林 2009/12/03 09:03 


 従来の作文指導の弱点は、三つありました。

 第一は、コンクールに入選するような上手な子を育てること指導の中心にしているので、クラスの中でうまい子が固定化する傾向があったということです。基礎力がない子は、努力しても報われない感覚を持ちがちでした。

 第二は、小学校の生活作文のジャンルでよい作文を書くこと目指していたことです。生活作文では、事実や感情を細かく描写することが中心になります。生活作文が上手に書ける子は、その成功経験が逆に中学生や高校生の説明文や意見文を書くことを妨げていた面があります。

 第三は、作文を指導する教師の負担が大きかったことです。作文の添削はかなり時間がかかります。その時間的負担をものともせずに行う献身的な先生によってしか、指導ができないという面がありました。

 これらの弱点を克服する道は二つあると思います。

 一つは、発表の場を設けるということです。それも上手な子を中心にした発表ではなく、同じ水準の子供たちのグループで発表し合う場を作るということです。その際、作文だけでは読みにくいので、それぞれの作文を書いた子が説明のための四コマの漫画を入れるというようなことも考えられると思います。

 もう一つは、基礎力をつけるということです。その方法は、毎日の暗唱、読書、日記などになります。

 基礎力が底辺の底上げをし、発表が頂点の引き上げをする中で、初めてその中間の作文指導が効果的に行えるようになるのだと思います。


(この文章は、構成図をもとにICレコーダーに録音した原稿を音声入力ソフトでテキスト化し編集したものです)

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文教育(134) 
コメント11~20件
……前のコメント
総合学力クラス 森川林
子供は、暇そうにしているのがいちばんです。 年がら年中がん 6/22
記事 5107番
さまざまな勉強 森川林
勉強は、作文と読書と算数数学と歴史を中心にやることです。 6/21
記事 5106番
作文力がこれか 森川林
作文力をつけるために必要なのは読書と対話。 出力の前に入力 6/19
記事 5105番
作文を書くとき 森川林
 接続語と助動詞は、実は重要です。  中学生や高校生で、文 6/18
記事 5104番
国語は、読む力 森川林
国語の力をつけるための音読は、1冊の問題集を繰り返し読むのが 6/16
記事 5103番
国語力は、テク 森川林
国語力をテクニックで身につけようという考えそのものがあさはか 6/14
記事 5100番
本当の勉強は、 森川林
子供は、自然に成長していれば、みんな時期が来ればそれぞれにが 6/12
記事 5098番
これから大学生 森川林
MMさん、ありがとうございます。 これは、10年以上前の記 6/12
記事 820番
これから大学生 MM
先生の書かれていることは今読んでもそのまま通じます。 10 6/11
記事 820番
毎週作文を書く 森川林
作文の勉強というのは、負担の大きい勉強です。 だからこそ、 6/11
記事 5097番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習