ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 96番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/3/1
「伝言メール」のページで欠席連絡ができるようになりました as/96.html
森川林 2006/08/09 10:38 
 欠席の連絡があるときは、「伝言メール」のページから送信すると、先生にメールで直接連絡が行きます。
https://www.mori7.com/outi/d/


 授業のある時間の直前に連絡をしても対応できますのでぜひご利用ください。

(これまでのように、電話で教室にご連絡いただいてもけっこうです)

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

tamaki 20200304  
桑田です。昨日は用事があった為電話に出ることが出来ませんでした。連絡が遅くなってしまいすみませんでした。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。


記事 95番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/3/1
読解の本質は向上 as/95.html
森川林 2006/07/30 10:24 

 作文教育の目標は、正しく分かりやすく書くという基礎力をつけることだけにあるのではありません。また、入試に合格する作文小論文を書くということのためだけにあるのでもありません。作文によって創造性を育てることにあります。

 創造性が、三角形の高さだとすると、その底辺は材料の豊富さです。作文を支える材料は、読むこと(読解)によってもたらされます。

 読解教育も、現在、速く正しく読むという目標と、受験の国語で高得点を取るという二つの目標に分化しているように見えます。
 速く正しく読むことは読解の基礎力をつける点で大切ですが、速読力だけを独自に追求するような読む力では、ある程度の読解力までしか育ちません。内容を消化しつつ読む場合のスピードは文章の難しさにもよりますが大体2000字が限度ですから、5000字や1万字も読むような速読力は、読解力とは関係のない別の能力です。

 受験の国語力は、ある程度までは読解力を反映していますが、難度が増すにつれて読解力よりもクイズを解く力が必要になってきます。つまり、読解力の低い子に低い点数をつけることはできますが、読解力の高い子には高いなりの評価を出すことができません。そのために、国語の難問は、悪文をもとにした悪問になりがちなのです。国語の勉強をしすぎると作文が下手になるのはこのためです。

 読解力の本質は、向上です。それは、知識を向上させることから始まり、ものの見方や考え方を向上させ、自分自身を向上させることにつながります。読むことが、ただ単に一時的な知識を増やすだけであれば、文章を読むことは辞書を引くことと変わりません。
 読むことによって、知識や思考の枠組みが向上するからこそ、最初の読み方よりも後からの読み方の方が、読む深さが増すのです。同じ文章を同じように読み、その文章をもとにした国語問題で同じような点数を取っていても、実はその文章を読み取る深さは人によって違います。

 この読み取りの深さを評価する方法は、それを作文の材料としてどのように生かせるかということです。それは、作文に留まらず、自分の人生や身の回りの状況にどのように生かせるかということにもつながっていきます。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。

コメント251~260件
……前のコメント
総合学力クラス 森川林
 子供時代の勉強で大事なことは、頭をよくすることであって、成 9/12
記事 4529番
森リン点の解説 森川林
 森リンは、日本初の実用化された文章自動採点ソフトです。 9/9
記事 4526番
小1からの国語 森川林
 小学1年生は、勉強のコツと勉強の習慣を身につける時期です。 9/6
記事 4524番
これからの学力 森川林
 読書紹介の効果は、まず全員が必ず本を読むようになることです 9/5
記事 4523番
「学校 あの不 森川林
 lemonadeさん、コメントありがとうございます。   9/2
記事 4521番
「学校 あの不 lemo
いつも示唆に富んだ記事を公開して下さり、ありがとうございます 9/2
記事 4521番
作文の書き方— 森川林
 そんなつまらない題名の宿題は、やらないことです。 8/27
記事 532番
作文の書き方— ユウヤン
「社会を明るくする運動作文」を書かなければならないのですが、 8/26
記事 532番
毎週の読書紹介 yoko
お世話になります。 本の紹介のリンクありがとうございます! 8/20
記事 4510番
毎週の読書紹介 森川林
 リンク先が抜けていました。 https://www.mo 8/19
記事 4510番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
愛さんは、これ 森川林
 愛さんは、これからの時代の大きな方向を明確に説明している。 2/28
森川林日記
昨夜のこと ゆめ
犬も人間との生活が長くなるとだんだん人間に似てくるものです。 2/25
ゆめ日記
2025年2月 森川林
https://youtu.be/A41nJ8I 2/22
森の掲示板
少子化、高齢化 森川林
問題は、少子化や高齢化そのもにあるのではない。 それらによ 2/20
森川林日記
歩き始めたばか 森川林
日経の英語教育論を見たが、 https://www.you 2/20
森川林日記
AIと作文検定 森川林
作文検定をオンラインでやったら、 ChatGPTで書く人が 2/17
森川林日記
江原さんの本を 森川林
江原さんの本を読んだけど、 霊界からかどこからか知らないけ 2/17
森川林日記
AI時代の作文 森川林
これからはみんなChatGPTで作文を書くようになる。 大 2/17
森川林日記
Re: 1月読 森川林
 最初に書いてある「昔、夏に食べたトマトはおいしかった。」は 2/7
国語読解掲示板
1月読解検定に あうせれ
問5のA⇒昔のトマトは青臭いがおいしかった。←× 本文1行 2/5
国語読解掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習