学年 | 項目 |
---|---|
小1 | ●字数は200字以上が目標です。 ●たとえを入れて書きましょう。 たとえとは、「まるで……」「……みたい」「……よう」などで表す言葉です。 (例)今日の空は、雲ひとつなく、まるですきとおったガラスのようです。 ●数字や、場所の名前、人の名前などがわかった書いておきましょう。 ●ダジャレが思い出せたら書いておきましょう。 ●「どうしてかというと」という言葉で、そのときの理由を書いておきましょう。 ●□○□○という言葉が使えたら書いておきましょう。(ぐんぐん、カラカラなど) |
小2 | ●字数は400字以上が目標です。 ●たとえを入れて書きましょう。 たとえとは、「まるで……」「……みたい」「……よう」などで表す言葉です。 (例)小鳥たちが、まるで歌を歌っているようにみんなでさえずっていました。 ●ダジャレが思い出せたら書いておきましょう。 ●2行以上になるような長い会話があったら書いておきましょう。 ●思ったことは、作文の途中にも書いておきましょう。 ●会話の近くにそのときの声・顔・動作を書いておきましょう。 (例)お母さんは、 「早くおいで」 と、小さな声で言いました。 と、優しい顔で言いました。 と、笑いながら言いました。 |
小3 |
●字数は600字以上が目標です。 ●たとえを入れて書きましょう。 たとえとは、「まるで……」「……みたい」「……よう」などで表す言葉です。 (例)花が、まるで「こっちにおいで」と言っているように咲いていました。 ●「いちばん……なのは」のような言葉で、作文の中心を決めて書きましょう。 ●作文の中に、そのときの自分の話のほかに、家族に聞いた話や自分の昔の話を思い出して、構成を立体的にして書きましょう。 ●会話を書くときに、「と言いました」という言葉ではなく、「と笑いました」「とつぶやきました」「とふりかえりました」のようないろいろな表現で書きましょう。 ●作文に、自分だけがしたことや自分だけが思ったことを書きましょう。 |
小4 |
●字数は800字以上が目標です。 ●たとえを入れて書きましょう。 たとえとは、「まるで……」「……みたい」「……よう」などで表す言葉です。 (例)風がまるで私の顔をなでるように優しく吹いていました。 ●作文の中に、そのときの自分の話のほかに、家族に聞いた話や自分の昔の話を思い出して、構成を立体的にして書きましょう。 ●作文が、「でした」「ました」という事実だけでなく、「です」という説明や、「ます」という描写も入るように書きましょう。 (例)私は走りました。もうすぐゴールです。みんなの声が聞こえます。 ●作文の中に、口には出さないような思ったこと、人には言わないような思ったことがあれば書きましょう。 ●作文の感想のあとに、そのときの動作や情景を書いて結んでみましょう。 (例)……と思いました。私は空を見上げました。 ……と思いました。庭の花が静かに揺れていました。 |
小5 |
●字数は1000字以上が目標です。 ●たとえを入れて書きましょう。 たとえとは、「まるで……」「……みたい」「……よう」などで表す言葉です。 (例)スズメたちがまるで学校の生徒のように並んでとまっていました。 ●作文の中に、そのときの自分の話のほかに、家族に聞いた話や自分の昔の話を思い出して、構成を立体的にして書きましょう。 ●作文の中に、ことわざが入れられれば入れて書いてみましょう。 ●作文の感想には、わかったことを書きましょう。 (例)私は○○というものは……ということがわかった。 ●作文の感想のあとに、 書き出しに使った動作や情景のキーワードを使って結んでみましょう。 (例)(書き出し)「ザッバーン。」夏の晴れた日曜日……(結び)私の耳には、今もその波の音が響いている。 |
小6 |
●字数は1200字以上が目標です。 ●たとえを入れて書きましょう。 たとえとは、「まるで……」「……みたい」「……よう」などで表す言葉です。 (例)蝶が、まるで風に吹かれた花びらのように飛んでいました。 ●作文の中に、そのときの自分の話のほかに、家族に聞いた話や自分の昔の話を思い出して、構成を立体的にして書きましょう。 ●作文の中に、ことわざが入れられれば入れて書いてみましょう。 ●作文の結びには、「人間は」「人間にとって」のような一般化した大きな感想を書きましょう。 (例)私は、人間にとって、友達とは……だと思った。 ●作文の感想のあとに、書き出しに使った動作や情景のキーワードを使って結んでみましょう。 (例)(書き出し)「赤いリンゴの実が目に飛び込んできた。……(結び)そのリンゴは今も僕の机の上に置いてある。 |
中1 |
●字数は1200字以上が目標です。 ●意見は、「よいか悪いか」という、ものごとの是非を論じるかたちで書いていきましょう。 ●意見の裏付けとなる理由を複数書いていきましょう。 ●実例として、自分の体験があれば書いていきましょう。 ●実例として、固有名詞や数字などのデータがわかるものがあれば書いていきましょう。 ●自分の意見Aに対する反対の意見Bを想定し、「確かにBもよいが……」という反対意見に対する理解も書いていきましょう。 ●名言を引用したり、自分で「○○はAでなくBである」という自作名言ができたら書いていきましょう。 (Aは世間一般の常識、Bは逆説に思えるが真理、という関係の言葉です) |
中2 | ●字数は1200字以上が目標です。 ●課題のテーマについて、複数の意見を考えましょう。 ●その複数の意見に、それぞれ理由や実例を書いて具体化しましょう。 ●結びの意見は、複数の意見を総合化してより高い次元でまとめましょう。 (複数の意見の折衷案を書くのでなく、複数の意見を包含するより大きな意見を書くようにしましょう) ●実例として、自分の体験があれば書いていきましょう。 ●実例として、昔話が引用できればそれを入れて書いていきましょう。 ●名言を引用したり、自分で「○○はAでなくBである」という自作名言ができたら書いていきましょう。 (Aは世間一般の常識、Bは逆説に思えるが真理、という関係の言葉です) |
中3 |
●字数は1200字以上が目標です。 ●課題のテーマについて、自分の生き方に結びつけた意見を書きましょう。 ●自分の意見に、そのための複数の方法を書きましょう。 (方法はできるだけ、個人的な方法と社会的な方法で幅を広く) ●結びの意見は、複数の意見を総合化してより高い次元でまとめましょう。 (複数の意見の折衷案を書くのでなく、複数の意見を包含するより大きな意見を書くようにしましょう) ●実例として、自分の体験があれば書いていきましょう。 ●実例として、伝記が引用できればそれを入れて書いていきましょう。 ●名言を引用したり、自分で「○○はAでなくBである」という自作名言ができたら書いていきましょう。 (Aは世間一般の常識、Bは逆説に思えるが真理、という関係の言葉です) ●詩や歌詞が引用できたら、書いていきましょう。 ●自分の意見Aに対する反対の意見Bを想定し、「確かにBもよいが……」という反対意見に対する理解も書いていきましょう。 |
高1 |
●字数は1200字以上が目標です。 ●課題のテーマについて、「○○はこうあるべき」というかたちの意見を書きましょう。 ●自分の意見に、複数の方法を書きましょう。 (方法はできるだけ、個人的な方法と社会的な方法で幅を広く) ●実例として、自分の体験があれば書きましょう。 ●実例として、歴史の実例が引用できれば書きましょう。 ●名言を引用したり、自分で「○○はAでなくBである」という自作名言ができたら書いていきましょう。 (Aは世間一般の常識、Bは逆説に思えるが真理、という関係の言葉です) ●ことわざをそのまま引用するのではなく、ことわざを加工したり、ことわざを本来とは違う文脈で引用したりすることができれば書きましょう。 ●書き出しに使ったキーワードを結びにも引用できたら書きましょう。 |
高2 | ●字数は1200字以上が目標です。 ●課題のテーマについて、「○○が問題だ」というかたちの意見を書きましょう。 ●自分の意見に、複数の原因を書きましょう。 (原因はできるだけ、社会的な原因、歴史的な原因と幅広く) ●実例として、自分の体験があれば書きましょう。 ●実例として、自然科学の実例があれば書きましょう。 ●名言を引用したり、自分で「○○はAでなくBである」という自作名言ができたら書いていきましょう。 (Aは世間一般の常識、Bは逆説に思えるが真理、という関係の言葉です) ●ことわざをそのまま引用するのではなく、ことわざを加工したり、ことわざを本来とは違う文脈で引用したりすることができれば書きましょう。 ●書き出しに使ったキーワードを結びにも引用できたら書きましょう。 |
高3 |
●字数は1200字以上が目標です。 ●課題のテーマについて、「今後○○が問題になる」というかたちの意見を書きましょう。 ●自分の意見に、複数の対策や原因を書きましょう。 (対策は、一般論として自主、民主、公開、発明などの方向で考えるとよい ●実例として、自分の体験があれば書きましょう。 ●実例として、自分が読んだ読書からの実例があれば書きましょう。 ●名言を引用したり、自分で「○○はAでなくBである」という自作名言ができたら書いていきましょう。 (Aは世間一般の常識、Bは逆説に思えるが真理、という関係の言葉です) ●ことわざをそのまま引用するのではなく、ことわざを加工したり、ことわざを本来とは違う文脈で引用したりすることができれば書きましょう。 ●書き出しに使ったキーワードを結びにも引用できたら書きましょう。 |