今朝の朝日新聞の「ひととき」 (読者投稿) を読みながら、さわやかな風に触れたように気持ちになりました。
一浪(いちろう)を経て、晴れて今年の四月、札幌にある大学の獣医学部に合格した娘さんを持つお母さんが、投稿した「ひととき」 でした。その娘さんは、小学校2、3年生のころから「獣医師になりたい」 と思っていたそうです。
結びにはこう書かれていました。
決意を胸に、確かな一歩を踏み出した娘。「希望がかなったね」 と旅立つ背中に語りかけたら、「希望はかなうものではなく、かなえるもの」 と力強い言葉が返ってきた。
四月の一週に、「今年の目標」 で何名かの子が作文を送ってくれました。みんな自分の目標をしっかりと書いてきてくれました。どの子にも、先生は「がんばれ!」 と言ってあげたくなりました。
先生の長男は、前にも話したように昨年受験をして、第一志望の大学に入りました。受験期の一年間、先生が彼にかけてきた言葉は、「どれだけ『その大学に入りたい!』 と思うかだよ。その気持ちの強さが結果につながると思うよ。」 でした。
目標を持つことは、その人間を高めていきます。そして、その目標に向かって努力を重ねることは、もっともっとその人間を大きくし、成長させていきます。努力する過程は、やさしいものではありません。もうその目標を捨ててしまいたくなるときもあるでしょう。けれど、やっぱりあきらめないで、いつまでも「その目標に向かっていくんだ!」 と強く思って進んでいけば、あの娘さんのようにきっと夢はかなうことでしょう。まずは、目標を立てて、新しい学年にのぞみましょう。
先生の娘たちは、四月から高3と中3になりました。お兄ちゃんと同じ言葉を二人にかけていこうと思っています。
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枝 6 / 節 16 / ID 9575 作者コード:sarada
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