毎日あついですね・・・。しかもこの湿気! 自分のまわりにある空気が重たいような気がします。(ほんとかな?)
少し前の話なのですが、娘の小学校で運動会がありました。運動会といえば、「組み体操」。我が家の娘はまだ出ないのですが、私は毎年これを見るのを楽しみにしています。今年は、人と人との信頼というものを考えさせられました。
演技も終盤に入り、バックミュージックも盛り上がってきます。演技の内容も次第に複雑になり、最後は「人間ピラミッド」。下の人に上の人が乗り、だんだん高くなっていきます。そして頂上に一人の子が立つ・・・。その演技を見ているだけでも感動なのですが(毎年何人かの親が泣いているのを見かけます)、私は「一番上に立つ人は下の人を100%信用しないと立つことができないなあ」と感じて心を動かされました。合わせて4カ所に作られたピラミッドを見てみると、どれも一番上まできちんと成功しています。そして、どの子もきらきらと目を輝かせているのです。少しでもこわいと感じたら、きっと立ち上がることはできないでしょう。下で顔を真っ赤にして支えている友だちを信じて、ぴんと横に手をのばして立っている姿を見たら、私まで目頭が熱くなってしまいました・・・。
今は「知っている人でもあまり信じちゃいけません」などという時代。けれど、友だちを信頼してひとつのものをつくりあげる美しさを忘れてはいけないと、改めて気づかされたのでした。
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枝 6 / 節 16 / ID 9845 作者コード:kirara
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