みなさんは、日記をつけていますか? 私は、日記類については典型的な三日坊主です。夏休みの日記や観察記録は毎年恒例の「8月末の親からの大目玉」でしたし、大人になった今も、家計簿などは長続きしません。記録をつけるということの意義を、余り実感したことがなかったので、必要性も感じなかったのでしょう。
前に、少しお知らせしましたが、思うところがあってジョギングを始めました。ランニングと書きたいところですが、スピードも距離もまだまだです。走り始めてから、「膝が痛い」とか「どんなシューズがいいのか」など、いろいろな疑問が出てきました。インターネットのおかげで、こういう疑問もずいぶん解消されました。そういう中で「記録をつけよう」という記事を見つけました。
書いてあることは、ごくごく当たり前のことで「記録は自分の貴重なデータで、その後のトレーニングを組み立てるための大切な資料となる」程度のことです。ただ、よかったのは、そのホームページには、走った時間や距離などを入力すれば、自動的にグラフ作成などをする「ネットダイアリー」なるものがあったのです。使ってみると案外手軽で便利だということに気づきました。仕事でネットに接続していることが多いので、空いた時間にチョコチョコッと入力すればすむのですから。
なるほど、記録を見ていると、わずか1ヶ月でも「同じ時間で、前より長い距離を走っているなぁ。ちょっと体力ついたかな。」とか、「気温が高い日はあまり走れないようだ。」とかがわかります。そのときの実感だけでなく、他の日との比較ができることで、より実態が明らかになります。また、そのダイアリーでは「月間目標距離」を設定することもできるので、そこに向かって何とかがんばることもできます。先月は、「目標まで、あと○キロ。残り2日!」と、まさに夏休み終盤か、定期テスト直前の心境で追い込みをかけました。何とか目標達成したときは、「やれやれ。」という心境です。
記録することのメリットを、やっと実感してきた今日このごろです。お約束(笑)の言葉の森とのつながりですが、今回は【読解マラソン】です。読解マラソンを続けるための一つのアイディアが「記録すること」ではないかと思います。読解マラソンについての説明してある中に「2.読解マラソンの方法 2-3.数値で表す勉強/2-6.毎週、ホームページで読解マラソンの記録」という項目があるので、読んでみてくださいね。
記録することそのものが、続ける動機付けになっているという面も、どうやらあるようです。ダイアリーの欄が埋まってグラフが伸びているのは、見るだけで「イケテル!」とわかります。それを見て「もうちょっとやってみるぅ!?」とその気になるのですから、人間単純なものです。……とはいうものの、メリットをさんざん説かれても三日坊主を長いこと続けていた(三日坊主は三日坊主に終わらなかったという、情けなさ!)私が力説するのも、何だか恥ずかしいですね。なので、時折、この場を借りてみなさんにジョギング報告をすることで、記録することのメリットをお伝えしようと思います。
10月の月間走行目標 100キロ
10月の月間走行 101キロ(ギリギリセーフ!)
これからしばらくは、月間100キロを目標にしていくつもりです。ちなみに、私自身は、学校の教科の中で、体育が一番苦手で嫌い、成績も平均以下でした。読解マラソンの説明に「1.読解マラソンの意義 1-1.国語の得意な子を超得意に、苦手な子を普通に、普通の子を得意に」という項目があります。これにあてはめれば、私は、「体育が苦手な子を普通に」ということになりそうです。
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枝 6 / 節 14 / ID 10500 作者コード:nara
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