言葉の森で夏合宿を行うというのは、実は久しぶりの企画です。
以前は、毎年のように近くの海や山で、子供たちを連れてキャンプをしていました。
キャンプで面白いのは、普段の勉強とは違う面が見られるということです。特に、普段教室でよく騒ぐような子ほど、キャンプ場での仕事をしっかりしてくれます。うるさい子ほど、キャンプ場のような場では、頼りになることが多いのです。
今回、夏合宿を再開したのは、今後、合宿教室という企画を広げることを考えているからです。
従来のサマーキャンプなどでは、ただ自然の中で遊ぶことが重点でした。今回の夏合宿では、午前中寺子屋形式で勉強することと、午後自然の中で遊ぶこととをセットにしています。
そして、この夏合宿を、夏休みが終わったあとも、通年型の土日合宿につなげていきたいと思っています。
更に、その後は、国内の生徒の土日合宿だけでなく、海外から日本語留学に来る小中学生の長期間の合宿も受け入れていく予定です。留学生対象の合宿教室の場合、勉強の内容は、日本語の学習だけでなく、寺子屋形式で勉強する仕方を学び、併せて日本文化を学ぶようなものにしていきたいと思っています。
いずれの合宿も、勉強だけでなく、自然の中で遊ぶ機会も作っていく予定です。
自然の中の遊びで、いちばん楽しいと思うのは、動物と触れ合うことです。そこで、合宿場では、馬やロバやポニーを誰でも乗れるようにして、午前中の勉強のあとの午後の遊びは、各自が自分の好きな動物に乗って、近くの山や川で遊ぶというようなものにしたいと思っています。
今回の夏合宿では、まだ馬やロバはいませんが、将来は、そういう動物と触れ合うことのできる自然寺子屋合宿を作っていく予定です。
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枝 6 / 節 10 / ID 21036 作者コード:
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