現在、既に入試問題集で問題集読書をしている人が多いと思います。
しかし、入試問題集は、文章は時事的で優れた内容のものが多いのですが、受験という差をつけるテストであるため、問題自体は参考にならないものも多く含まれています(例えば、ほとんどの人が解けないような問題があるなど)。
また、ページ数が多いため、1冊を年間を通して5回繰り返すという読み方はなかなかできません。
だから、入試問題の問題集読書は、これからも読書がわりに楽しく読む教材として使い、それとは別に市販の国語読解問題集を、新しい問題集読書として取り組む予定です。
やり方は、次のようになります。
(1)新しい問題集読書は、小1から中3まで取り組めます。(高学年の生徒が持っている入試問題集は、これからも時間を見て読書がわりに読んでいきます。)
(2)1日2ページぐらいを目安に取り組みますが、それより少なくても多くてもかまいません。
(3)最初に、自分の読むページの分だけ、問題集に答えを書き込みます。(問題を解くのではなく、先に答えを書き込み、その答えと問題をセットで読んでいくという勉強法です。)
(4)問題集読書は、国語の勉強の得意な人は黙読で読んでもかまいませんが、普通の人や苦手な人は、長文と問題と答えを全部音読で読んでいってください。特に、今回は長文だけでなく問題と答えを読むことも入るので音読の方が頭に入りやすくなります。
(5)読んでいる途中に、自分で線を引きたいと思ったところに線を引きます。線を引くのは、大事なところだけでなく、面白いと思ったところ、よくわかったところなど自由です。線は、カラーのペンではなく、できるだけ鉛筆やシャープペンで引いてください。何度も繰り返し使うものは、カラーペンよりも鉛筆やシャープペンの方が向いています。
(6)問題集読書をしたあとの感想は、長文を読んだ感想だけでなく、問題と答えに関する感想でもいいです。例えば、「この問題は答えを見て初めてわかったので勉強になった」「この読解問題の答えで、なぜほかの選択肢が正しくないかというと理由はこういうことだと思った」などでもいいです。大事なことは、読んだあと何らかの感想を書くということです。
(7)1冊の問題集が最後まで終わったら、また最初に戻り同じようにやっていきます。1冊を1年間で5回繰り返して読むことが目標です。
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枝 6 / 節 11 / ID 21684 作者コード:
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