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2000年を迎えるとき
イチゴ の広場
太一 あうけ 中1
 2000年を迎えるとき、人々はいろいろなことをやっていたと思うが、僕
は、2000年問題が起こって停電や水の供給が止まることなんかまったく考
えないで、のんびり?と風呂に入っていた。今思い出してみると、あのときに
停電したらいったい僕はどうなったのだろうとちょっと怖くなる。そしてその
後、お風呂から出ると、時計は、12時15分ぐらいになっていた。あわてて
服を着て、部屋に戻り、2000年恒例?の2000年問題チェックにとりか
かった。まずは僕のパソコン。電源を入れてみると、何事もなかったように、
2000年1月1日になっていた。そういえば少し前、親と話していたとき、
「僕のパソコンは大丈夫。」といいながらも、心の中では、「壊れる」と思っ
ていたので、僕のパソコンが正常に2000年1月1日を表示していて、なん
かさびしかった。でも別に壊れて新しいパソコンがほしい何てことは思ってい
なかったけれど。そして2台目、父のノートパソコンは、絶対2000年にな
っていると思いながら、電源を入れてみると、なんと、1900年1月1日に
なっていた。そのことを近くにいた母に話してみると、「こいつはもうだめか
」というようなことを言ったが、日付を直してみると、今度はなにも起こらな
く、2000年になっていた。またしてもなんかあっけなかった。3台目の2
番目に古く、親の間では、「壊れる」ということになっていたパソコンも電源
を入れてみると「00年」1900年か?と思って、上二桁を出してみると「
2000」これもあっけなく終わった。そして最後に残った一番古く、我が家
で唯一の白黒画面のマッキントッシュは、電源を入れてみると、「あけまして
おめでとうございます」と出てきて一瞬とまどったが、遊び心があっていいな
と思い、なでてあげた。そうしたら、日付も2000年になってくれた。
 
 あんなに騒がれた2000年問題だが、意外と我が家のパソコンたちみたい
にあっけなく終わったが、もし騒がなかったら、大きな2000年問題が起こ
っていたかもしれない。あの騒ぎはいま思うと、意味のなかったように思うが
、あってよかったのだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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