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イチゴ の広場
GO うみ 中2
 心とは傷つけるものではなく、人を思いやり、それらの気持ちを伝えるため
のものなのに、なぜその心を傷つける人がいるのだろう。
 
 最近、科学などのこの世における全ての物が発達し、人々の役に立っている
。しかし、それとは引き換えに、年々人々の心は衰えていくばかりである。物
は傷みを感じない。心というもの、気持ちというものを私たちに訴えては来な
い。では、私たち「人間」はどうだろうか…。私たちは、痛みを感じ、自分の
意志、気持ちというものを持っている。物や科学が発達してきた今、今度は人
の心を発達させ、豊かにしていかなければならないのではないのだろうか。
 
 心を豊かにしていくために何が必要で何が必要でないのか。まずそこが大事
である。人は、どうしたら心を豊かに出来るのだろうか。豊かにすることに一
番必要な事は、「友人関係」である。人と人との関係は、一番気持ちを表現す
る所だと思う。例えば『いじめ』。これは、心を豊かにする事には必要のない
事だと思う。『いじめ』は、人に悲しみや憎しみしか与えない。『いじめ』を
する事によっていじめられた人は、どんどん傷つきどんどん苦しんでいく。逆
にいじめている人も、優しさがなくなってしまう。これでは、心を豊かにする
事とは、正反対に進んでしまう。『いじめ』の起きる多くの原因は、「学校」
、「家庭」と様々であるがそのなかに友人関係が多く含んでいる事が分かる。家
庭や学校で体罰や口での暴力を受け、ストレスを溜めている人が多く、その溜
めすぎたストレスが爆発した時、『いじめ』が起こると私は思う。
 
 この前、テレビを見ていて「コソボの人々のその後」というのをやっていた
。テレビには人によって焼かれた学校や、家などが映し出されていた。家など
を襲われた人々の話をきいてみると、「私たちは、家を襲われ親戚を殺されて
、夜も眠れないくらいの恐怖があります。襲った人達を殺したいほど嫌いです
。」と、涙を溜めていた。この人達には、計り知れないくらいの怒りや憎しみ
があり、辛い毎日を送っているのだなと思った。このままでは、心を豊かにな
んて出来ないので一刻も早くこの出来事を忘れ、襲った人や襲われた人にも笑
顔が戻る日がくればいいなと思った。
 
 「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない」という
名言があるように、心に傷を負った人達に、心を豊かにするのは大変だろうけ
れど、頑張って乗り越えて、いつか、みんなにしあわせが訪れた時、社会の発
展と共に心も発展し、この世の中の中に貧しいなんて人はいなく、本当の心が
優しさとそれらを表す気持ちがあるのではないだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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