| うそ |
| イチゴ | の | 川 | の広場 |
| れもん | / | ふれ | 小2 |
| 私は,この話を読んで,人間はだれでもうそをつくことはあるけれど,もし |
| 私だったらもう少しばれにくいうそをつくのになと思いました。 |
| わたしもうそをついたことがあるけれど,まだお母さんにばれていないうそ |
| もあるので,ここには書きません。そのかわりお兄ちゃんの話を書きます。 |
| 二,三年前の話ですが,そのころお兄ちゃんは,野球カードにこっていまし |
| た。お兄ちゃんは学校から帰ってくるとおかあさんに, |
| 「何か買うものない。ぼくが買ってきてあげるよ。」 |
| と聞きました。するとお母さんは, |
| 「そうね。牛にゅうを買ってきて。」 |
| と言いました。そのとき,わたしはお兄ちゃんがにやっとわらったのに気が |
| つきました。 |
| 少しするとお兄ちゃんが帰ってきました。そして,お母さんに牛にゅうをわ |
| たすと自分のへやにとじこもってしまいました。お母さんが, |
| 「何かへんね。」 |
| と言ってお兄ちゃんのへやに行きました。お兄ちゃんは何もなかったように |
| つくえにむかっています。お母さんが |
| 「レシートを見せて。」 |
| と言ったら,お兄ちゃんは |
| 「あれ,へんだな。ないな。」 |
| と言いました。わたしはまるでたんていのようにごみばこにとんでいきまし |
| た。ごみばこの中を見ると,思った通りまだ新しいレシートがあったのでいそ |
| いでお母さんに見せました。 |
| 「あら,牛にゅうのほかにも買いものをしているわね。何を買ったの。」 |
| と聞くと,お兄ちゃんは, |
| 「何も買ってないよ。」 |
| と答えました。お母さんがレシートを見せながら, |
| 「野球カードを買ったでしょう。」 |
| と言っても,知らないの一点ばりです。ついにお兄ちゃんは白じょうするこ |
| となくうそをつき通したのです。 |
| 私は,一どついてしまったうをはもうけせないし,そのうそをかくすために |
| またどんどんうそをつくことになってしまうので,できればうそなんかつかな |
| い方がいいなと思いました。 |