2000年の幕開けに考えたこと |
オナガ | の | 森 | の広場 |
クリリン | / | あかの | 小4 |
二千年の幕開けに考えたこと |
二十一世紀まであと一年となりました。私の心の中には二十一世紀への夢と |
希望が満ちあふれています。その夢と希望の中で一番大きなものといえば、何 |
になりたいかだと思います。以前からあこがれていたのが医者です。小さいこ |
ろからよく行く小児科では嫌いだった注射の時、泣かないように接してくれた |
ことが私を医者になりたいと思わせたきっかけの一つになっています。だから |
小児科医になりたいと思います。人を助け、人から信頼される職業にあこがれ |
ていた私は医者とは、なんと素晴らしいんだろうと思いました。 |
私は医療系の本をたくさん読みました。そのうちに医者ってそんなに楽じゃ |
ないんだと思いました。何年も勉強して実習しなければならないと本に書いて |
あったからです。それを私に教えてくれた本が、「ぼくが医者をやめた理由」 |
です。作者の永井明さんは、機械で全部を動かされている人間はロボットみた |
いで見ていられないと思い、医者をやめてしまったそうです。私もこの意見に |
賛成です。 今一番興味を持っているのが臓器移殖・クローンです。臓器移 |
殖は前とちがい、脳死からできるようになりました。これは一人のなくなった |
命が一人の命を助けることだから、とても素晴らしいことだと思っています。 |
しかし、これと反対に賛成できないのがクローンです。もうすぐクローン人間 |
ができるといわれています。「十人十色」ということわざのように、人は一人 |
一人個性を持って生きています。神様の作ってくださった一人の人間をなぜそ |
っくりそのままもう一人作っていいのか不思議でたまりません。クローン人間 |
を作ろうとする人たちに半分ロボットみたいな世界にしてよいのかと言いたい |
です。だからクローンに関しては反対です。 |
これからは、医学雑誌だけでなくたくさんの本を読んで、私の感じた小児科 |
医のやさしい先生のおおらかな心に一歩でも近づけるといいなと思っています |
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