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端的に言って
ウグイス の広場
エガ てせ 中1
端的にいって、私たちは、お話を文学――文学のうちでも、文字によらず、声
によって伝達される文学――と考えています。口承文学ということばもありま
すが、そういうかたいことばをさける
とすれば、文学作品を、語り手が、おもに声によって表現し、それを聞き手と
もども楽しむことだといってもよいでしょう。昔話の中には、単に語ることか
ら生じた表現の形式や民衆の文学であることからくる内容の普遍性ということ
だけでなく、何かもっと大きな力がかくされているような気がしてなりません
。昔話
は、文学のもとの形といってよいものですから、そこには、人間が物語を生み
出し、それを支えてきた心の動きや力のもとが内蔵されています。昔話のもつ
このふしぎな力の本質を解き明かすこと
は、私にはとうていできませんが、子どもの時代に、少しも昔話にふれること
 
 私にも物語の思い出がある。私の家には,昔話のラジオカセットがあった。私
はときどき,そのラジカセを聞いていた。浦島太郎やら,一寸法師やら,桃太郎や
ら,とにかくいっぱいあった。.だから私には,その『重要な何か』があるのだろ
うか?
 
 人偏にとって,重要なものとは,みんなは勉強などと答えるだろう。しかし,
本当の重要な物は,頭ではなく心だときずいて欲しい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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