昔話 |
アジサイ | の | 池 | の広場 |
ラッキー7 | / | せあ | 中1 |
文学的に価値のある作品とは、「私たちの心を楽しませ、人間についての私 |
たちの理解を助けてくれるもの」と、表現しておこう。昔話のもつこのふしぎ |
な力の本質を解き明かすことは、私にはとうていできませんが、子供の時代に |
、少しも昔話にふれることなく育ったら、文学を味わい楽しむために必要な、 |
何か非常に大切な要素が欠けおちてしまうのではないか、とだけはいうことが |
できる。おはなしに興味をもつ者にとっては、昔話は、たえずそこに自分をう |
るおしにかえっていかなければならない泉のようなものだと思う。 |
私は、お母さんに「桃太郎・浦島太郎」など読んでもらった記憶はないけどき |
っと(たぶん)読んでもっらただろう。(読んでもらったはずなのに何かが欠 |
けている気がする)今、昔話を読んでもらっても「つまん~い。」とかを連発 |
するだろう。でも、小さい頃は「もっと、もっと読んで!」とねだるのだろう |
。私が、大きくなって自分の子供に読ませる時ががきたら、それはとっても懐 |
かしい気がするだろうと思う。 |