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規模の違い
イチゴ の広場
太公望 うの 高1
 クラシック音楽と聞くと何かとっつきにくいような感じを受ける。なんとい
うか、コンサートにしても何かで聴くにしてもちょっと堅苦しいと私としては
思う。私は、クラシック音楽に込められている意味に着いては何も考えたこと
がなかった。なぜならあまり興味がなかったからだ。しかし、クラシック音楽
には作曲者の人生観や世界観についての考えが込められているらしい。昔は、
作曲者がそれを伝えようとしまた、聴いている人もそれを感じ取ろうとしてい
た。昔は、あまりどこもみんなが豊かな生活を送っていたわけではない。だか
らこそクラシック音楽が心の支えになっていたのではないかと私は思う。
 
 しかし、現代では生活も豊かになりクラシック音楽にかかわる機会も減って
きている。それに現代人のクラシック音楽に対する考え方も変わってきている
。何かを感じ取ろうという考えはほとんどないと思う。今や、クラシック音楽
が15秒間のコマーシャルに使われるようになってしまっている。クラシック
音楽の真意は伝わらなくなってしまったがコマーシャルを通してクラシック音
楽に触れることができる。確かに、クラシック音楽の真意を知ることも必要だ
が、コマーシャルに使われても良いのではないかと思う。今はそういう時代に
なってしまっている。
 
 では、現代の音楽について考えると作曲者自身の気持ちが良く表されている
と思う。例えば今話題の倉木麻衣の曲を聞いているとその曲について良く考え
るようになる。自分に当てはめて考えようとしないでアニメの「名探偵コナン
」のキャラクター同士の関係に当てはめて考えてみる。そうすると良く分かる
ような気がする。(たぶん私ぐらいだろう)他の普通の人だったら自分に当て
はめて考えるだろう。クラシック音楽と現代の音楽の違いは、考えているもの
の大きさが違うのだと思う。社会的規模から個人的規模になっていることであ
る。
 
 今やクラシック音楽を聴く機会が少ないがもっと聴くべきではないかと思う
。確かにコマーシャル的に聴くのも良いがもっと個人の殻に閉じこもっていな
いでもっと大きく考えてみることも今の社会では必要なのではないかと思う。
私も時間があったらクラシック音楽を聴いてみたいと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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