クラシックチャーハン |
アジサイ | の | 道 | の広場 |
がっちゃん | / | てな | 高1 |
クラシック音楽は難しいという先入観がある。今やモーニング娘もwow wow |
wow |
wowする時代だと言うのに、ショパンやベートーベンなんていう渋い音楽聞い |
てられるか!と、若者達は思うだろう。クラシック嫌いの人達は声をそろえて |
「一曲が長いので途中で退屈してしまう」と、言うらしい。クラシックは歴史 |
の天才作曲家が考え出したすばらしい音楽のはずなのだが、現代の人々には堅 |
苦しいという考えがあるようだ。しかし、最近ではCMや喫茶店などで流れる |
ことが多く、印象的な音楽であると、作曲者や曲名を知らなくても「あーこの |
曲聞いたことあるー」というように少しずつ親しまれているようだ。「クラシ |
ックコンサートを劇場へ聞きに行く」という考えよりも、「このクラシックの |
歌は○○のCMの歌だ」と、いうように感じ方も違ってきている。私は、クラ |
シックなどの古風なものを専門的に聴くよりも、庶民的に親しまれるべきであ |
そもそも、クラシックを好きじゃない人にクラシックをと考える方が間違っ |
ているのだ。クラシックのように好き嫌いの激しいものは、そのまま好きにな |
ってもらおうと思っても無理だ。例えば、小学生の嫌いな野菜ベスト5に入る |
ニンジン。あれは、そのままニンジンを食べさせようとしたって無理だ。だか |
らお母さんは、すりおろしてニンジンチャーハンを作る。こうすれば、ニンジ |
ンの味を感じずにニンジンの栄養を採ることができる。クラシックも同じよう |
なもので、天才作曲家の作った曲をCMなどと一緒に流して印象付け、クラシ |
ックの良さや、ワンフレーズなどが人に通じるかもしれない。だから、クラシ |
ックの楽しみ方は一つに限っているわけではないと思う。 |
他の方法に、クラシックの世界をもっとアピールする必要があると思う。ク |
ラシックは前にも述べた通り、若者達の間にかなり悪い先入観がある。これは |
、クラシックをほんの一部分しか知らない人が多いからであろう。音楽の時間 |
にもっとクラシックを聴かせたりして大々的にアピールすると良いと思う。実 |
際私も中学校の音楽の時間に、ラヴェルの「水の戯れ」に感動して今CDを探 |
している。 |
「雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである」という |
名言があるように、クラシックもクラシックに興味のない人々にとっては雑草 |
だ。美点が見つかれば、花開くのだ。だから、一つにこだわらず、みんなで楽 |
しんだり、人と人との話の中心になったりすればそれでいいと思う。 |