釣りは素晴らし~(^○^) |
アジサイ | の | 道 | の広場 |
AE86 | / | えや | 高1 |
知人に「釣り」をするのがいる。ただし、趣味というわけではない。「その |
間だけ何も考えずにいることが出来るんだ」と彼は言っている。この他にも「 |
料理」をするというのもいれば「推理小説」を読むというのもいる。これを、 |
趣味の墜落というべきか、趣味とは本来そのようなものであると言うべきか、 |
よく分からない。ともかく現在、「何もしないでいる」状態を、「何もしない |
」ことで維持することは難しいのである。日常生活における「何もしないでい |
る」時間というのけ、芝居の「暗転」や「幕間」と似ている。 |
かつての「趣味人」は、「流れる」時間からちょっと外れたところにいて、 |
「積み重ねる」時間の中で何かをしていた。その知恵を、現代人が学び始め |
た、ということかもしれない。しかし、それは必ずしも「趣味」とはいえない |
。「流れる」時間の中で「何もしていない」ことのほうが重要、必死になって |
それにすがり付いているからにほかならない。 |
確かに今の人は忙しすぎて、息抜きをしている暇などないかもしれない。し |
かし、そのような社会だからこそ「趣味」といういものが重要視されてきてい |
るのではないだろうか。私には「釣り」という趣味を持っている。しかし、今 |
は出来ないのだ。忙しすぎて。近いうちに、暇ができたら友達でも誘って行こ |
う! 私は普段であれば一番息抜きが出来るのは、寝る前の布団の中である。 |
私はこの時が一番リラックス出来ているかもしれない。っと私は自分で思って |
いる。又、最近は行ってない「釣り」の時間もそうである。池や湖や海などの |
大きな物を目の前にして一日を過ごすことが出来る。私にとっては最高の一日 |
である。このようなことをやっている時の時間はあっという間に過ぎてしまう |
。この「流れる時間」というのが人間にリラックス感を与えるのだ。普段は時 |
間に拘束されたギクシャクした中で過ごしているのに、その一時だけは時間を |
気にせずに好きなことができる。確かに良い時間帯だ。しかし、最近の高校生 |
くらいの人から「趣味」が無くなりつつあるのだ。もしかしたら私の友達にも |
「趣味は無い」という人が何人かいるカモしれない。そのような人達が犯罪を |
起こすのではないだろうか。趣味が無くストレス発散の場が無いために... |
と。実際に最近の事件を起こしている少年達も勉強が良く出来たり、異様に大 |
人しかったりするのだろう。 |
しかし、今の私たちには「流れる時間」よりも「積み重ねる時間」のほうが |
重要視されているのだ。確かに、趣味に費やす時間も大切だ。しかし、学生や |
会社員の身ではそんなこと言ってられない。会社員ならともかく、学生であれ |
ば学校を卒業した後にでも遊ぶことは出来る。よって、今の時代は「積み重ね |
る時間」が大切なのだ。 |
どちらが大事かなんて決められるハズがない。しかし、「流れる時間」とい |
うのは何もしなくても自然と過ぎてい行く。しかし、「積み重ねる時間」とい |
うのは自分でやらなくては一生経っても出来ないのだ。だから私はあえて「積 |
み重ねる時間」が大事だと言おう。 |
最近は趣味というものが重視されてきているが、それら趣味には全く手柄は |
なく、すべてはそれをやる人間にかかっているのだ。 |