| 上手な余白の使い方 |
| イチゴ | の | 池 | の広場 |
| 玲子 | / | あたゆ | 中1 |
| 話し上手とよばれる人は、意識して、あるいは無意識のうちに、上手く「間 |
| 」をとり入れているのだと思う。いかなる名言、名文句も、同類のものをただ |
| すきまもなく積み重ねねられるだけでは効果乏しく、文章の力みも、ただそれ |
| ばかりでは弱みに転じてしまうのは苦い教えだ。余韻とか余情、ふくみ、それ |
| らはすべて、「間」のいかし方にかかわっているように思われる。自然に「間 |
| 」を必要とするのは、必要とするだけの実質をそなえているもの、ということ |
| になるだろう。 |
| この話し上手のことは私も良く分かるのだ。なぜかというと私はすごく早口 |
| なので「間」を入れず、友達と喋っていても、友達はよく分からないようなの |
| だ。このことは一番最初に母に言われた。この時は自分ではまったく気付いて |
| いなかったのだ。最近は、「自分が言ったことがみんなに分かってもらえない |
| のは嫌だな・・・」とも思うようになり気を付けるようになってきた。これが |
| 話し上手のいい点だ。 |
| 私はこの話しを読んで余白を大事にし、話し上手になりたいと思った。 |