万物 |
オナガ | の | 池 | の広場 |
一道 | / | しふ | 中1 |
生物界の中で人と言う種を特徴づけてみると、優れた学習能力ががほぼ一生 |
にわたって維持される、 |
と言うことが第一に挙げられるであろう。ライオンやトラは、するどい爪や |
牙を備えている。 |
したがって、ある環境条件下では餌を手に入れ、子孫を維持していく事が容 |
易である。 |
反面、これらの大型哺乳類は、限られた環境下にのみ繁栄しうる。クジラは |
もはや陸上で生活する |
ことはできないし、ライオンやトラは草食獣がいなくなればおしまいである |
。 |
これに対して、サルの仲間は、そういった身体上の特徴を持っていない。生 |
まれつきの行動の |
仕組みも少なく、加えて雑食性でもあるところから、様々な環境に対応しう |
る。 |
こうしてみてみると、集積された知識がなければ、人はいかにも無力な動物 |
なのである。 |
動物は、かならずなにかしらの、能力を持っている。 |
トラは、草食動物を捕まえる力 |
兎は、 肉食動物から逃げ切る力 |
それならば人間は何か、 |
それは、他ならぬ集積された知識と呼ばれるものを作る能力である。 |
わかりきったことだが、集積された知識が無ければ無力だからこそその能力 |
を |
作り出してきたのである。 |
あるいは、他の能力を捨ててその能力を作り上げたの方が正しいかもしれな |
い、どちらにしろ、生きると言う名の下にその能力を捧げていることにすぎ |
ない。 |
しかしあらゆる生物は、生きたいから生きるのだ。 |
それはまず間違い無い。 |
;フェイト;と言うはなしには、……・……島の |
@@@@@と呼ばれるところで、あるメインコンピューターが、あらゆる万 |
物の |
運命・能力・生・死を、決めているとされている。 |
もし、この話が本当だとすれば、まず一つの疑問が浮かぶだろう。 |
そのコンピューターを作ったのが誰かと言うことだ。 |
あらゆる万物は、そいつを作った誰かの為に生きていかなければならない |
と言うことなのか… |
話がこじれてきましたのでまた別の機会にいたしましょう。 |