| かめきち2 |
| アジサイ | の | 滝 | の広場 |
| たこ星人 | / | こむ | 中3 |
| ウサギとカメの大レース!山の頂上まではやくたどり着いた方が勝ち! |
| ウサギのリード!ウサギは余裕で寝ております!おぉっと!カメがウサギを |
| 抜かした!カメ、ゴォ~ル! |
| ・・・という話がある。カメは「ゆっくり、じっくり」、ウサギは「速く飛 |
| ばして」という反対の性格を持っている。 |
| それは人間の向き、不向きなのだが日本人は昔から「ゆっくり、じっくり」 |
| タイプを大切に思っている。 |
| 昔、こんな話があった。義経と弁慶があるお寺へ行った。そこで二人は「味 |
| 噌を練って」と頼まれた。弁慶は大豆をドドーっとたくさん入れてグチョグチ |
| ョこねた。それに対し義経は一粒一粒こね始めた。最初の40分間位は弁慶の |
| 方が早かったのだが、それからどんどん効率が落ちていき、結局義経の方がは |
| やく味噌をこね終わった。 |
| 修学旅行などに行く際に、予定を立てる。そのときに時間に余裕を持たせて |
| 予定を立てた方がうまく行く。時間ぎりぎりの予定を立てたらもう大変で仕方 |
| ない。 |
| 「速く飛ばして」「ゆっくりじっくり」の考え方は勉強の面でも考えられる |
| 。 |
| 例えば美術、「粘土で自由になにか作って下さい」といわれたとき、A君は |
| 「パソコン」「墓石」「つくえ」という同じような形の作品を10個くらい作 |
| った。B君は「五重の塔」という超細かい作品を一つだけ作った。結局評価はB |
| 君の方が高いだろう。 |
| やはり「量より質」なのだろうか。 |
| 私は、カメのように生きたい。こう丁寧にゆっくりとマイペースで。 |