感謝か余計なお世話 |
エンジュ | の | 谷 | の広場 |
TERU | / | ふり | 中2 |
手助けをするということは、いいと思う。手助けされた人は感謝の気持ちで |
いっぱいになり、手助けした人はなんだかスッキリした気分になる。 |
私はどちらかというと手助けされる方だと思う。この前、郵便ポストの中を |
見ようとあけたら、チラシがいっぱい入っていた。それを取ろうとしたら思わ |
ず落としてしまい、バラバラになってしまった。それを拾っていたちょうどそ |
の時、私の近所のおばさんが来て、いっしょに拾ってくれた。私はその時、荷 |
物をいっぱい持っていたので、すごく助かった。「ありがとうございます!」 |
とおばさんに言った。そしたらおばさんはニッコリして「いいえ。」といって |
くれた。私はこの時「人間ってやっぱあったかいんだなー…」と実感してしま |
った。(笑) |
しかし、きっと障害者にとって、あまりしつこくも手助けしていたら、いや |
がられてしまう。自分でできることまでも、手助けされてしまうと気分が悪い |
。 |
私は田中家で末っ子の十四歳。姉達は十九、二十三歳の大学生だ。そのせい |
か、私の母は、私には甘いと姉達は言う。前は、その言葉の意味がよく分から |
なかったが、今は姉達が言った言葉が嫌なほどわかる。姉達が「金ちょうだい |
」というと母は「なんで?!おこずかいもう使っちゃったの?!」と怒るが、 |
私が言うと、なぜかすんなりくれる。いくら大学生と中学生の違いだといって |
も、あまりにも違いすぎるような気がする。母は、わたしに手助けをしすぎる |
くらいしてくれるのだ。私は中学生なら誰でもなる反抗期のせいで(笑)最近 |
「余計なお世話!!」と言ってしまうときが度々ある。 |
結局はどちらがいいのか。確かに手助けは必要だ。しかし、あまりしてもよ |
くない。 |
私の考えでは、一番大切なのは、手助けをするにも相手の気持ちをよく考え |
てから行うべきだと思う。あまり考えずに手助けをしてしまえば、自分では親 |
切のつもりでやったことが、反対に相手にとっては、余計なお世話だと思われ |
てしまう。 |
私は今まで、ほとんど手助けされる方だったので、これからは、困っている |
人などによく考えながら手助けをしたいと思う。 |