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自然のものと人工のもの
イチゴ の広場
玲子 あたゆ 中1
 音を弄って私の考えで縛ることから離れて、耳と心を全開にする。音は、間
違いなく、生きものなのだ。そしてそれは、固体を有たない自然のようなもの
だ。風や水が、豊かで複雑な変化の様態を示すように、音は私たちの感性の受
容度に応じて、豊かにも貧しくもなる。作曲は音と人間との共同作業(コラボ
レーション)だと思うから、作曲家は音に傲慢であってはならないのだろう。
 
 自然と人工のものでは自然のもののほうがいい。例えば、海とプールではど
っちが良いか。海はさすがに水温を調節することはできないけれど、自然の波
がある。プールでも波はあるが、大きさが変わったりすることがない。波の大
きさが変わったりちゃんとした空の下で泳ぐ方が楽しいにきまっている。そう
いう点でも私は絶対海の方が自然で良いと思う。
 
 食べ物でもそうだ。冷凍食品のような機械が作ったものなんかよりも、自分
でちゃんと作った食べ物の方が絶対おいしいにきまっているのだ。
 
 そして何でも自然のものの方が、深みがあり、味わいがある。そこで、人間
は自然に謙虚になるべきなのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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