「父が母国をはなれたあと」を読んで |
ウグイス | の | 林 | の広場 |
諒 | / | あろつ | 小3 |
「でも、雪がとけたとき、フレイのやつが先に貯金を見つけなきゃいいけどな |
。」とリュドビクが言ったところが、一番いいなと思いました。どうしてかと |
いうと、ロベルトのしょんぼりした気分が直ったからです。 |
こういうふうにおもしろいことを言ってはげますのは、おとなみたいでじょ |
うずだなあと思いました。ぼくだったら、じょうだんを言うのはむずかしいし |
、おなかがすいていたらどうしてもおこってしまいます。 |
「もう、なんでおとしたの!ポケットに入れたときに、あながあいているの |
がわからなかったの!せっかく楽しみにしてたのに!」 |
と言って、ロベルトはよけいにないてしまったでしょう。そしておこったぼ |
くに、お母さんがまたおこって、みんながいやな気持ちになってしまうでしょ |
う。 |
お母さんから、にている話を聞いたことがあります。それはカナダに行った |
とき、お母さんのさいふがぬすまれてしまったことです。とられてすぐあと、 |
クレジット会社に電話したり、けいさつに行ったりして、大へんでした。お母 |
さんはくやしかったし、かなしかったけど、みんながおこらなかったからうれ |
しかったと言っていました。 |
さいごに、パンとにしんは買えなかったけれど、スープがあったのは、よか |
ったと思いました。 |