講評 |
題名: | 人間の情けなさ |
名前: | 太公望 | さん( | うの | ) | 高1 | イチゴ | の | 道 | の広場 |
内容 | ◎ | 字数 | 1315 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ◎ | 表現: | ◎ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
夏本番、8月1週も、気合の入った作文だね。"☆" インターネット上の書き |
込みなどでも、似たような例に遭遇することがよくあるよ。ある意見に対して |
、一方的に否定的なコメントだけを返して、悦に入っている(ような)書き込 |
みがなんと多いことか。他人を下げたからといって、自分の評価が上がるわけ |
ではないのにね。うの君も書いているとおり、無意識にそういうことをしてい |
る可能性は、誰にでもある。冷静に考えれば、意味がないということは明白な |
のに、なぜそういう行動をとってしまうのか。その理由も考えてみるといいね |
。「いけないからやめようよ」というのはスローガンとしてはいい。ただ、「 |
なぜいけないことなのにやってしまうのか」が明らかにならないと、スローガ |
ンが掛け声だけに終わりかねないからね。 「民族・国家・宗教」難しいテー |
マで、一筋縄ではいかない内容だ。興味深い素材だけど、第1理由から大きく |
なりすぎてしまった感がある。特に「宗教」については、あっさり「宗教など |
」と提示しているに止まっていて、問題の深さに対して、物足りなさを感じさ |
せかねない。前段落との絡ませ方にもう一工夫できると、なおよい。"☆" け |
んかや対立は、レベルの低い話しだからこそ、こじれると泥沼化しそうだね。 |
まとめは名言を使って、すっきり締めくくることができている。"☆" |
けいこ | 先生( | なら | ) |