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読書の大切さ エンジュ の広場
ユッコ あるろ 中1

 読書は必要なものだ。では、読書の利点を三つあげてみよう。一つは、読書することにより、我々の感動はより深まる。二つ目は、自分自身では経験する
ことのできない経験、それを教えられる。三つ目は、人間はどんな気持ちになるのだろうと想像することができる。書物の登場人物の気持ちを読むことは、 自分のことを読んでいるのである。最後に本を読む上で進めたいことがある。それは、読みたくなるような書物は、一度でなく、二度三度くり返し読んでほ しい。  

 例えば、私は、ファーブル昆虫記を読んだことがある。ひととおり一章節を読み、ここがすごいなと覚えていることもあるが、後、二つぐらいあったよう
な気がすると覚えていないところもある。しかし、二回読むと、よくわかり、覚えていた。また、それをこえる三回読んだときは、ほとんど、覚えていた。 それにより、一段落ずつ感想をもてた。だから、読書感想文を書くときは、とても書きやすかった。また、アンネの日記を読んだときも同じようなことが言 えた。その本は、アンネの一生を書いた物語だった。一回読んだら、もう話のすじがわかって二回読む気がしない。しかし、母が、もう1回読むようにとい うので、また読んだ。すると、また新しい感動が生まれてくるし、わすれかけていた感動がまたよみがえってきた。また、アンネを自分に当てはめたとき、 違う感動も生まれてきた。  

 私は、同じ書物を何回も、くり返し読むことによって、1回読んだだけでは見つからなかった新しい発見ができ、わすれかけていた感動がよみがえってく
ることがわかった。  

 また、書物に出てくるひとを自分にあてはめた時、さっきとは違う感動が生まれてくることがわかった。
 

 もう1つ、読む時には右手に鉛筆をもって、自分が重要と思うところに線をひきながら読めばいいと思った。そうすることにより、よりよく本の内容がわ
かると思う。  

 私は、以前より、本の大切さや、本の読み方がわかったような気がする。
 

 
                                             
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