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現在の意味 |
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の広場
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エガ |
/ |
てせ |
中1 |
頭の中では、時間は過去、現在、未来に三分割される。ところが、時間直線を描けばわかるように、「現在」とはその時間直線の上の一点に過ぎない。それ |
はすなわち、「予定された未来」を指すのである。それなら未来とはなにか。本来の未来とは、なにが起こるかわからない「ああすれば、こうなる」で拘束 |
されていない時間である。こうして「漠然たる」未来は、現代社会ではただちに拘束され、急速に失われていく。自分ではそう思っている。考えてみれば、 |
その手帳がすなわち意識である。意識という手帳は、そこに書かれていない予定を無視する。その世界では、意識がすべてとなり、時間はすべて現在化する |
のである。 |
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私達は今、未来のために、今を生きている人が増えている。しかし現在とは未来のために生きるのではなく今を楽しむためのものだと思う。第一の理由に |
、現在というのは楽しむためにあるからだ。単純な理由かもしれないが、私はこれが現在という時間の意味だと思う。今の時間はもうに度々来ない。今だけ |
にしか出来ないもの、それを楽しむのが現在という意味だ。私達が良く知っている動物、犬や猫、とにかくたくさんいる。その動物達には過去と未来という |
ことが無い。常に今を生きている。このような生き方が私達人間は足りない。ここが動物に見習う点だと思う。 |
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第二の理由に、未来ということを考えることで、今を無駄にしていることだ。未来のために費やす時間、これほどもったいない時間はない。私にもこうい |
う体験がある。まだ小4だったころ、私にある選択押し寄せてきた。受験だ。その頃はまだ考えもしなかった。今大変なら中学時代楽だ。しかし今楽をすれば |
あとが大変だ。その時遊び盛りだった私には本当に苦痛の選択だ。人生最大の危機とまで思ったほどだ。結局悩んだ末(悩んではないが…)私の生き方を選 |
んだ。自分に合った生き方を… |
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確かに予定を立てるのは大切だ。しかしこういう名言がある。「人は食べるために生きるのではなく、生きるために食べるのである」ひとはみらいのため |
に現在を使うのではなく、現在を精一杯生きるのである。 |
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