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「生」と「死」は隣り合わせ |
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うみ |
中3 |
生命とは、何かのことで一瞬にして消えていってしまうものであること、それが消滅する共に、まるでばば抜きで手元のカードを引きぬかれでもしたみたい |
に、私の手元に残ったもの、これこそ「死」以外のなにものでもないという感じ。これ以上大事なものはないと信じて大切にしていたものでさえ、一瞬にして |
離れ去り、二度と戻ってくることがない。人生では、そういうことが起こる。そういう一瞬があるのである。それは、あたかも、私たちに油断の時を狙い済 |
ませていたかのように突然やってくる。 |
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私たちはいつも「死」と一緒に生活していると思わなくてはならない。いや、私たちだけでなくこの地球上に住む全ての生き物が意識していなければなら |
ないことだ。だが私たちは忘れている。いつも「死」を意識すること無く生活している・・・。でも、ちょっと待って欲しい。「死」を意識して生活するの |
は怖いことだと私は思う。街行く人に「あなたは「死」を意識して生活していますか?」と聞いたら、まず100%「いいえ」と答えるだろう。多分「そう |
答えるのが当り前だ!」と言う人が多いと思う。「私、明日死ぬかもしれない・・・。」、「誰かに狙われている気がする・・・。」などと毎日思って生活するな |
んて楽しくないし、それにかなり不気味である。そして、逆に「はい」と答える人には不信感を抱くだろう。でも確かに「死」はすぐ隣にあるのだ。日本に |
は昔から「葉隠」という武士道の美学の本がある。これは、江戸時代に作られた「いつも死を自覚し、毎日を精一杯生きよう。」という考えをのせた本であ |
る。 |
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「死」を自覚していきるということは、毎日を精一杯生きるということである。「毎日を精一杯生きていれば、いつ死んでも悔いはない。」ということを |
「葉隠」は言いたいのだろう。つまり、毎日を精一杯生きるということ=(イコール)死を自覚して生きるという事だ。 |
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私たちは、「死」と隣り合わせに生きている。その事を意識し、生活する事。「死」と向き合い、前向きに生きていく事が大切である。それが、私たちにでき |
る「死」との生き方である。 |
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