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心のこもった手紙 カモメ の広場
クリリン あかの 小5

       心のこもった手紙
 

  筆者宛に孫から手紙が届きました。その手紙には、はみ出しそうなくらい大きな字で「おようふくありがとう」と書いてありました。筆者はそれを見て、
事務的な手紙より生き生きしていると感じました。パソコンで打ってある手紙に手書きで一言添えるとたちまち手紙に血が通いだします。有名な話でユーゴー という人は、「レ・ミゼラブル」の本の売れ行きがどうか知りたくて出版社に「?」を書いた手紙を送りました。すると出版社から「!」の手紙が届きました 。このような手紙のやりとりが筆者の望んでいるものです。  

 私は年賀状をパソコンで打っています。技術の進歩で手書きの必要性がなくなりました。人間は楽な方へと進んでいくので手書きの人はほとんどいません。よ
くよく考えてみると心のこもった手紙は技術の進歩で減ったと思います。同じ事が何度でも印刷できるので誰でも適当な気持ちで送ってしまうことが出来ると 思います。私は、一人一人文面を変えて送っているのですが、相手にはどんな気持ちで伝わっているのかを考えてみるとちょっと残念です。前までは手書きより パソコンの方がかっこいいような気がしたけれどこのお話を読んで手書きの方が心が率直に伝わるのではないかなぁと思いました。  

 私は「レ・ミゼラブル」の本の売れ行きを知りたいユーゴーが出版社に「?」という面白い手紙を送ったのを読んでこんな手紙もあるんだなぁと感じまし
た。その対応に出版社が「!」を書いて送ったのも驚きました。なぜかというと今まで手紙には文章が書いてあるのだと思っていたからです。私も筆者と同じで こんな面白い手紙をやり取りできる人になりたいです。  

 どんな手紙でも心をこめて書けるようになりたいです。
 

 
                                               
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