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小4 |
僕がはじめてこの本「海の宝物」に出会ったのは小学校一年生の冬でした。この本の筆者はクリスチャン・R・ラッセンという今はハワイに住んでいる有 |
名な画家で、海と海の生き物をたくさん描いています。僕がこの本 |
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を選んだ理由は、ぱっとひとめ見たときに絵がとても気に入ったからです。どんな絵だったかというとほとんどが、海の底のさんご礁の様子と、陸の朝日 |
や火山や滝や森などが一枚の絵の中に描かれている美しくも不思議な魅力がある絵なのです。そして時には空に銀河系が描かれています。そこには絵だけで |
なく文章もラッセンが書いていて、自然破壊を止めて人間が地球を守らなきゃならないというメッセージが伝えられていました。そして僕はこの本を買って |
もらったったのをきっかけにラッセンの絵ばかりでなく他の本や海そのものが好きになってしまったのです。 |
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その後休日に出かけた先で一冊好きな本を選んで買ってもらううようになりました。例 |
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えば「続地雷ではなく花をください」や「はっぱのフレディ」、「トムソーヤ-の冒険」 |
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や「西遊記」最近では「ハリーポッター」に |
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「五体不満足」と今では好きな本や読み出したら止まらない本が増えてきました。でももしこの「海の宝物」が借りてきた本だったら |
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今みたいに本が好きだったかわかりません。この本は絵を写したり、何回も何回も読み返したり、暗記してしまう位布団に持ちこんで読んだりしました。 |
借りてきた本ならすぐ返してしまうのでこんな事はできないが、いつもそばにあったのでできた事だと思います。何回も何回もこんな事をしていたのでいま |
は |
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「海の宝物」はかなりぼろぼろです。ですが今でもこの本は僕の宝物です。これからもずっと大人になっても、この本は僕の宝物だと思います。 |
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最後にこの本が宝物になった理由をもう一つ付け加えると、ぼくは海が大好きです。毎年七月になると今年は何回海に行けるか考えます。旅行で海の近く |
に行くときは、グラスボートに乗ったり、水族館に行ったりして海 |
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の底を見ようとします。そうしてのぞいた海の底はまるでラッセンの絵そっくりそのままでした。 |
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七月二十日は海の日で僕の誕生日です。自分で初めて選んだ本が「海の宝物」だったのはぐうぜんじゃないような気がします。 |
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