先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
超家族機械(スーファミ) アジサイ の広場
たこ星人 こむ 中3

 最近わが国では、あらゆる所で「国際化」の必要が唱えられている。
 

 しかし、世界において「国際化」がスローガンさながらに叫ばれているのは日本だけである。
 

 思うにその理由は、欧米世界は現実においてすでに「国際化」されているから、今さらそういう言葉を必要とはしていない、という事情があるためだと一
応は考えられる。そして、他方において、日本人が「国際化」の必要をかくも熱心に唱えるのは、日 本人自身が今なお自分を閉ざされた特殊な民族と意識し、それを克服しなければならない欠点と判断しているからだろう。  

 それにもかかわらず、日本の、国際化」が求められる所以は、貿易、軍事、文化交流、等々において世界を支配しているのは、今のところはまだもっぱら
欧米の論理であって、日本はそれに自分 をある程度合わせない限り、国としての生存を維持できないからにほかなるまい。  

 日本では「アメリカってスゴイね。」「うん。やっぱ日本とは違うね。」という会話がよくされる。そして欧米の文化を基準と見てその文化に追い付こう
とがんばっているのだ。例えば日本製の物にも英語のような名前がつけられることのほうが多い。任天堂の会社のロゴは、nintendoという風に書かれている し、ゲームハードの名前も「スーパーファミリーコンピュータ」という風に外国っぽい名前をつけられている。  

 日本はもっと自分に自信を持ち「アメリカってお風呂の入りかたがこれこれこういう感じなんだよ。」という言葉に対し、「わおステキー!」と答えるの
ではなく「へ~変なの。日本みたいな感じにすれば良いのに」と自分を基準にして対応するべきである!  

 
                                             
ホームページ