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ひとごみ アジサイ の広場
由希子 あとえ 中1

 今日の都市生活に欠かせない行列という社会現象がある。駅の切符売り場やタクシー乗り場や学生食堂などでの行列は以前からあったが、近頃ではデパー
トのトイレの前や、昼食時の都心の食堂でも行列はあたりまえの光景になった。しかし、身分や地位にかかわらず先着優先の原則がなければ、だれも列をつ くって順番を待とうとしないだろう。先着優先の平等主義がないところでは行列は生まれない。行列をつくって順番を待つという習慣は、士農工商の身分制 社会ではかんがえられないようにて元来が西欧の近代社会に特有な行動様式なのである。  

 私は、行列はとても良いと思う。なぜならば、けんかなどがおきにくいからだ。
 

 私は、こんな体験をした。ある日、友達と遊びに行ってお昼を食べようとしていた。その店は、すごい人気でめちゃくちゃ混雑していた。人がうようよし
ていて気分が悪くなるくらい。それで友達と「仕方ないなあ」といってレジのまわりに並んだ。しばらくして、もうすぐでレジだあというところにきた。す ると、小さいお子さまが私たちの前につっこんできて「ママーここに並ぼう」みたいなことをいった。私は、お母さんがいるんだったらのくから大丈夫とこ ころのなかでにやりと笑った。しかし、どういうことかそのママはわりこみをしてきた。そしてなにもなかったかのようにこちらをみた。そのとき本気で腹 が立った。「あんた大人やろー」とさけびたくなった。  

 しかし、行列のせいで困ることもある。
 

 このへんにはせまいせまい道にお店があったりする。ごくたまに、人気のある店とかあって、土,日,祝日は人だらけになる。すると、人の行列ができる。
それがまたすごいのだ。お店から出て道路にまでたっすることがある。そんなことになると、自転車は通れないし、ひともとうりにくい。大迷惑だ。  

 確かに、並ぶことはとても大切である。けんかしたり、いやな思いをしなくてもいいからあったほうがいい。しかし、行列のせいで困っている人もいる。
だから、名言「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことがしんに規則を生かす道である。」というよう に場合によって考えるべきだと思う。                                                
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