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手紙とは |
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皆さんは手紙をもらってうれしいと感じたことはあるでしょう。それは、結局手紙にあて名があるからだ。あて名のない手紙に、一行でもメッセージを書 |
く。すると、たちまち生き生きと血が通い出す。つまりは、この一行で、あて名が書かれたからだ。手紙は、印刷するよりも、手書きの方がよいということ |
だ。手紙でも、以心伝心できる手紙が、望ましい。 |
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では、年賀状を例に挙げて説明しよう。 |
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この頃の年賀状は、家にある、パソコンのプリンターでのものが多い。実際、私あてに届く年賀状は、大きく分けて三種類ある。一つは、表は印刷されて |
、一言書いてあり、裏は手書きのものだ。二つ目は、全部印刷されているものだ。三つ目は、全部手書きのものだ。この年賀状の中で、一番もらってうれし |
かったものは、全部手書きで作られたものだ。一番もらってむなしかったものは、全部印刷されたものだ。全部手書きの物は、私のために手間ひまかけて書 |
いてくれ、とてもぬくもりを感じる。また、メッセージや絵を見て、「おもしろいな」など読むところも多く、楽しい。しかし、全部印刷されたのは、どう |
だろう。私の年賀状は、手間ひまかけて書いてくれないのか。全部機械まかせにして、ぬくもりを感じない。また、みんなと全く同じはがきだ。 |
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私は、印刷されたはがきの方が、辞も絵もきれいで、見栄えは手書きよりだんぜんいいと思う。しかし、ぬくもりは感じない。 |
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例えば、年賀状に書いてある「よろしく」。これを、手書きで書いたものと、印刷のもの。どちらが本当に思っているかと聞かれる。私だったら絶対手書 |
きの方だ。それは、やはり人の手で書かれたものだからだ。私は、全部手書きでかけと言っているのではない。印刷した中に、一言でもメッセージを書いた |
方がよいと言っているのだ。もらう側は、それだけでもうれしいだろう。 |
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印刷された手紙は読みやすいし見た感じの出来映えも良い。でも、本当に出来映えがよい手紙は、機械ではできない。自分の手じゃないとできないのだ。 |
山高きが故に貴からずというように、手紙も中身が大切だと思う。 |
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私は、もらってうれしい手紙を書きたい。 |
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