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といストーリー2 |
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いおし |
小4 |
今週といちゃんが先生と早くも二一世紀初のけんかをした。それは先生のある言葉から始まった。その言葉とはこうだ。 |
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「はい、といちゃん宿題を見せなさい。」 |
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すると、といちゃんはうるさがるように |
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「別におまえに見せんでもいいやんけ。」 |
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と言った。いつもといちゃんは、先生に何か言われると、売り言葉に買い言葉でいつもけんかになるのだ。すると先生が |
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「なんやと。今なんて言った。」 |
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と間もあけずに言った。するとといちゃんが |
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「おまえわからんのか。」 |
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と、といちゃんが聞いた。先生が生徒に言うようないい方になっていた。この言葉をといちゃんが言った時、先生の顔色がたこのように赤くなり、がやが |
やうるさかったクラスが誰もいないかのようにシーンと静まりかえりり、そのかわりにといちゃんの事や先生の事のこしょこしょ話が聞こえてきた。 |
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すると、先生はといちゃんを持ち上げて自分の机の横にあるオルガンの上に座らせた。というのは、といちゃんはクラスで一番身軽なのだ。そして、汚い |
黒板を見あげて目をつりあげた。 |
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「黒板の掃除、十家、おまえやったな。黒板全然キレイちゃうやんか。ちゃんと掃除したか。」 といった。それは、やくざのような言い方に 僕には聞 |
こえた。なぜかと言うと、さっき先生が話していたときより、言葉があらあらしかったからだ。すると、といちゃんがクラス全員に向かって、顔を真っ赤に |
して目をつりあげて、あらあらしい言い方で |
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「この黒板のどこが汚いねん。キレイやんな皆。はよ答えろな。」 と叫んだ。だが、クラスでその言葉に答えた者は誰一人といなかった。なぜかという |
と黒板がとても汚く掃除したようには見えなかったからだ。その直後、といちゃんが一番前の席にいたクラスで一番物静かな古薗君の机をけった。だが幸い |
、古薗君は机にもたれていたため手をうっただけですんだ。古薗君と先生ならけんかにはならなかったと思う。そこへ、先生が入ってといちゃんを止めよう |
と持ち上げた。その次の瞬間、古薗君のとなりの席の梶原君の机の足をといちゃんが先生につかまるまいとばかりに持っていて、梶原君の机を持ち上げた。 |
だが、梶原君は机が傷ついただけで自分は痛い目にはあわなかった。そして、といちゃんが梶原君の机をけってスッキリして先生がといちゃんを説得して、 |
といちゃんはちょっとおちついた。そして、先生もといちゃんがおちついたのを見て先生がおちついて 「もう暴れないなら席に帰っていいで。」 |
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と言った。そして、といちゃんを席に誘導している時に、といちゃんがといちゃんの後ろの席に座っていた児島君の机をけった。そのせいで、児島君はお |
なかをうった。これで、やっと二一世紀初のけんかが幕を閉じた。だが、このけんかで先生とといちゃんそして古薗君は手をうって、梶原君は机を傷つけら |
れて、児島君はおなかをうっていやな目にあった。このけんかの原因として先生はが、けんかっぱやかったりといちゃんをたたいたりした事は悪い。だが、 |
先生がといちゃんと本気でけんかしたり、たたいたりするのは、多分先生はといちゃんに不良のようになってほしくないんだと思う。だから先生のやってい |
る事は、間違ってはいないと思う。もし、人生の中に先生のような人が一人もいなかったとしたら、全世界には不良のような人しかいなくなってしまうと思 |
う。といちゃんは売り言葉に買い言葉だった事や、掃除をしなかった事は悪いが、といちゃんは最初に言った事と最後に言った事が同じというようにすじが |
とおっている。先生から見ると、すぐ切れるし人の言っている事をばかにするし、よくは見えないかもしれないけど、僕から見るとといちゃんは誰とでもけ |
んかするし、弱いものいじめはしないし、そういう面では僕でいうちょっとヒーローのようなあこがれる存在だ。 |
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