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すみすみ |
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あない |
小4 |
「しゃかしゃか。」 |
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「ん?変な音がするな。」 |
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鏡餅をふったら、音がしないはずなのに、おとがした。 |
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お母さんに聞くと |
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「ああ。それ切り餅タイプなんだ。試しに、買ってきてみたよ。」 |
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こういうのがあったのは知っていたけど、買ってくるとは夢にも思わなかった。 |
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一瞬、 |
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「こんな鏡餅って、ありなの?」 |
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と思った。 だから、 |
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「普通のにすればよっかたのに・・・。」 |
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しかし、鏡餅に対しての苦労は、すごいものだった。主婦としては、切り餅タイプのほうが、一生懸命指を切らない様に切らなきゃいけない、なかのつま |
った鏡餅より、いいらしい。しかし私にも意見があった。そもそも、鏡餅というのは、それなりに歴史があるのだから、その伝統を伝えるのも、大切だと思 |
う。 楽をしたいのもわかるけど、みんなで力を合わせれば、苦にはならないはずだし、苦労をしてこそ、おいしさが増すのでわないだろうか。 現代の人 |
は、簡単さとかを、追求している。でも、苦労もしなければだめだとおもう。もしも、楽してばかりいて、苦労をさけてばかりいたら、人間は、だんだんだ |
めになってしまうと思う。むかしとくらべれば、今は本当に楽だとおもう。だから、楽にするのもほどほどにしなければいけないと思う。 |
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