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心を清める除夜の鐘 |
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あるろ |
中1 |
「ゴーン」 |
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平成13年1月1日の0時、除夜の鐘が鳴り響いた。21世紀最初の鐘だ。凍るような夜のしじまを破って、 |
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「ゴーン、ゴーン」 |
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と、108回なりわたるあの静かな音。とてもすてきだ。 |
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除夜の鐘の意味は、鐘の音を聞きつつこの一年の思い出、懐かしみ、さては、我と我が心のけがれ払って行く、まことに意味深いものなのである。そして |
、なぜ108回つくのかと言うと、私達の煩脳は大まかに108と教えられ、それらを一年の別れの夜にしみじみと金の音一つごとに払ってゆくからだ。 |
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今年は、お風呂で除夜の鐘を聞いた。私は、 |
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「もう、2000年も終わり、2001年か……。21世紀になったんやなー。」 |
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と、思いながら、響く鐘の音を聞いていた。 |
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母から聞いた話だと、私が2・3歳のころ、鐘をついたことがあるそうだ。でも、私は覚えていない。私は、除夜の鐘は、みんなの心を清める働きをするの |
で、今後もつずいていってほしいものだと思った。 |
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