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高1 |
☆ |
旅は日常の隋性的な生活の中で閉ざされた私達の心を開かれた、予感に満ちたものになる。旅に出ると人は「芸術家」になり「詩人」になるといわれるが、こ |
の場合「芸術家」や「詩人」になるというのは、何か特別な力を新しく手に入れる事ではなく、むしろ人間がもともと持っているいきいきとした感受性を取り |
戻す事である。その日々新たである中で、よりよく私達の好奇心は突き動かされ働くようになる。知識よりもなによりもその好奇心、関心こそがあらゆる文 |
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☆ |
私は去年の夏休み、カナダへ一ヶ月ホームステイに行った。私はその体験がきっかけで英語に対する気持ちが一変した。それまではそこまで興味がなかった |
。ただ話せるようになりたかっただけだった。カナダでは、ほとんど自由な生活を送っていた。やはりそこでは日本の学校での英語の授業とは全く違う何か |
があった。授業中に先生が言っていることでわからなくても全く興味がないのに、カナダでは、わからない事だらけで、辞書をいつも片手にもって調べてい |
た。やはり、日本での時間におわれた生活とは全く違った過ごし方をしていたから、何にたいしても調べてみよう、調べたいと思ったのだろう。 |
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☆ |
小さい頃というのは好奇心旺盛である。それはきっと時間のこととか他いろいろ考えないからだろう。とにかく知りたい事は知りたい。邪魔をするのもなん |
てないのだ。しかし大人になればなるほど他に考えなければならない事が出て来るのだ。小さい頃よく公園に咲いている花を見ていた。そして家にかえって |
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☆ |
確かに今はそんなのんびりと花をみてる時間がもったいない。見て調べたいなんて思わない。しかしその幼い頃の好奇心はとてつもなく大切なものなのだ。 |
好奇心があるからこそ、ほんとうの知識となるし知恵にもつながる。この忙しく動き回る日本人には難しいかもしれないが、たまにはなにもかもわすれて旅 |
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