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清書:自然のぬくもり |
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中1 |
私が市場へゆく道は、人間の踏み鳴らした道だった。ところが、その道は最近アスファルトがしかれてしまった。私は舗装されたのを残念に思った。舗装 |
される前の道にはいろいろなものがあった。そんなものにいちいち心をとめながら、ゆっくりとこどもは楽しみながら歩くのであった。しかし舗装された道 |
には、手にとりたいようなものは何にもないのだ。もちろん舗装された道も場合によっては大切である。だが、道が一番道らしいのは、人間のくらしをあた |
たかに支え、いろいろなものを発見することのできるふみしめられた道である。 |
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僕は、人間が生きていく上で、一番大切な物は、自然とのバランスだと思う。だから、舗装された道と、人間が踏み鳴らした道とのバランスが大切だと思 |
う。舗装された道は、確かに便利である。車や自転車は、晴れの火はもちろん、雨の日でも、ぬかるんでいた所にはまって動けなくなる、といった心配はな |
い。しかし、道を歩いていて、「楽しい」と思うことがあまりないのである。では、道を歩いている上で「楽しい」とは、どんなことなのだろうか。例えば |
、舗装されていない道があったとしよう。そこを歩いていると、落ちているのは、しゃれた石、虫の死がい、雑草の可憐な花、ラムネびんの破片、石炭のか |
けら、鳥の羽などだ。人間が雨の降った次の日の道を歩いている時に見つけるのはクモの巣についた水玉だとか、散ってしまったキンモクセイ。そんなもの |
のひとつひとつに、心をとめながら歩いていく時、人間は自然の暖かさを感じて喜び、「楽しい」と感じるのではないだろうか。 |
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♪う~みぃ~は~ひろい~なぁ~おおきいなぁ~。という歌があるように、海は広くて、開放感がある。まさに、自然を感じさせる。プールは、屋内なら |
天候に左右されないという利点があるが、自然に触れ合うことができない。海で泳いだ後に、砂の上を歩くと、足の裏に砂がたくさんつく。その足の裏の砂 |
を取るのは、大変だが、自然を感じることができる。プールから上がった後、足の裏に砂がつくということはまずない。そのため、何だかそっけない感じが |
するのは、僕だけだろうか。多少のデメリットがあっても、自然から得る物は、もっと大きいと思う。 |
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自然は人間に、色々な物を与えてくれる。自然と付き合うには、多少のデメリットはあるが、自然から得る物は大きい。舗装された道は、もちろん必要で |
ある。しかしそれ以上に、自然とのバランス…つまり人間が踏み鳴らした道が、これから必要になってくると思う。人間にとって、人間が作り出した物も必 |
要だが、自然は、もっと大切な物だ。 |
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