講評 |
題名: | 触れ合いとは? |
名前: | ノッポ | さん( | いえは | ) | 高3 | アジサイ | の | 丘 | の広場 |
内容 | ○ | 字数 | 820 | 字 | 構成 | 題材 | ◎ | 表現: | ○ | 主題: | 表記: | ◎ |
冒頭の「新明解国語辞典」からの引用は、雰囲気としてはなかなかいい。しかし、こういう書き出しの工夫をしたとき |
は、必ず結びでそれをもう一度使うというオチが必要。これは、情景の書き出しなどでも同じ。そういう点からすると、 |
この国語辞典からの引用は、ちょっとおもしろいキーワードがないので、結びでもう一度工夫するには難しい。強いて言 |
えば「縁」というところかなあ。 中学時代の触れ合いの体験は具体的。確かにこの年代は、親からは離れるけれど、自 |
分だけで自立できるほどの確実性もない微妙な時期だから、必要以上に他の人の評価というものが気になるよね。更に、 |
日本では、風変わりな人はいじめにあいやすいという変な風土もあるしね。 結びの、個性を生かした上での触れ合いと |
いう主題はいい。この意見を先にメモなどで考えておいて、書き出しから、この主題を目指して書いていくと構成が更に |
すっきりしてくるよ。いいテーマだから、時間のあるときに、もう一度考えてみてもいいかもね。 でも、このように一 |
度あるテーマで書いて、自分なりの結論が出ると、次回に同じような話で書くときに、話が展開しやすい。小論文の練習 |
とは、いい文章を書くだけでなく、考えるための予行演習をするというところにもあるからね。 「十人十色」というこ |
とわざは、これもそのままの引用では、やや弱い。もうひとこと加工して引用しよう。▲気を遣う"☆" |
森川林 | 先生( | なね | ) |