先頭ページ前ページ次ページ最終ページ
創造性 アジサイの広場
まっちゃんあさも高1人間の和とは何かについての考え方が、あたまの中ですばやく計算できることといったものから、経験を生かし外の世界にある道具をうまく使って求められている答えを引き出すこと、といった見方に変わりつつある。学校という生活場所はそれ自体が一つの文化であって、学校でよい成績を収めるということは、その文化への適応の程度がよくてその文化のなかで十分有能にふるまえることを意味する。しかし、学校ではたとえば創造性と呼ばれるような能力はあんまり身につかない。もっと創造性、適応性を重視していくべきではないか。 

 現代の教育をもっと興味のもてるものにするべきだ。今の日本の教育は、単に教え込み、暗記すれさえすればテストでいい点が取れるというものだ。その
ような勉強方法では適応能力が養われない。たとえば数学で、「この公式はこういう時に使うんだよ」などといわれたって、他の場合が出てきたり、応用問題が出たりすると、全然解けないだろう。暗記したものは絶対にいつかは忘れる。理解したもの、自分で開発したものは、意外とずっと忘れないものだ。 

 たしかに暗記をしたり、知識を増やしたりすることも大切だが、暗記するだけでは適応能力が身につかない。この場合はこの方法で対処する、という考え
方が身についてしまうので、予期せぬ事態が起こったときにどうしていいかわからなくなる。自分からいろいろなことに挑戦して、適応能力をつけておくことも大切だ。「哲学者たちは、世界をさまざまに解釈してきた。しかし、大切なのは、解釈することではなく、変革することである。」というが、大切なのはあるものを解釈することではなく、新しいものを作っていくことである。創造力、適応力をつけ、どんどん色々開発していくのもいいのではないだろうか 

 
 

 
                         
ホームページ