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特徴 アジサイの広場
奈央いしえ中1

 生物界の中で人という種を特徴ずけてみると、優れた学習能力がほぼ一生にわたって維持される、ということが第一に挙げられるであろう。例えば、クジ
ラやライオンのような大型哺乳類について言えば、水中生活に便利なように体型が変化しており、ライオンも同じ様に、筋肉が発達していたり、鋭い牙や爪が備われている。しかし、サルの仲間は、そのような特徴を持っていないのである。 

 サルの仲間では、経験に基づいて外界についての知識を身に付けることが、個体の生存にとっても、また種の維持にとってもそれだけ重要になってくる。
ヒトは他の類人猿と比べてさえ、生まれつきの行動の仕組みが少ない。つまり、学習が社会的な性格を持つに至っている。ヒトの個体の生存や種族維持は、それぞれの個体ごとの経験に基づく知識にばかりでなく、文化という形において集積された他の個体の経験を摂取しうる(自分のものとしうる)ことにも依存している、とさえ言ってよいであろう。こうして集積された知識がなければ、ヒトはいかにも無力な動物なのである。学習や知識という用語が、必ずしも日常的用語と、意味において一致していないことを注意しておこう。 

 このように、努力や学習することはとてもいいことだと思う。
 

 その第一の理由は、学習や努力をしたことによっていろいろなことが得られるからである。知識もそのうちの一つである。知識は、情報を手に入れるため
にも要なのである。 

 人には身体上の特徴はないけれども努力や学習する能力を持っているので、このような特徴を生かして社会も発展していけばいいなと思う。
 

 
                        
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