hana06-4

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清書：家族の長所 ウグイスの村の広場
美佳／ いうわ 小6 私の家族の長所はいっぱいあります。　

　まず、母の１番良いところは、私や姉の困っている話や、面白い話をよく聞いてくれるところです。私や姉の話を聞いてから、　

　「そういうことはやめとき」　

　などと、優しくコメントをつけてくれます。面白い話をしたときは、とても大きな声で笑って母まで面白い話を持ち込んできます。だから母は、まじめに優しく教えてくれることもあるし、大声で笑って面白いことを言うこともあるのでとても良い母だと思います。他にも、私が風邪を引いたときに、おかゆを毎日つくってくれたり、寝ている間に氷枕を持ってきて、しいてくれたりします。　

　父の１番良いところは、よく私や姉に　

　「生駒山に登らへんか？」　

　と、誘ってくれるところです。私は、祝日や日曜日にひまな日がよくあってそのときには、よく父が、　

　「生駒山に登らへんか？」　

　などと、よく誘ってくれます。けれども、私はこのごろ誘われても行きません。でも、よく誘ってくれるので嬉しいです。他にもいっぱい良いところがあります。　

　姉の１番良いところは、よく物を貸したりくれたりするところです。この前、私が姉に、　

　「筆箱貸して。」　と、たのむと、　「ここからとって。」　

　と、普通に貸してくれます。最初は、お姉ちゃんなんだからあたりまえやろうと思っていたけれど友達の話を聞いていると、絶対化してくれないという人の方が多かったのです。だから私は、お姉ちゃんってよくけんかしてるけど、優しいほうなんかなと思います。もう１つの姉の１番良いところは、物をよくくれるところです。ずっと前に、私が姉に、　「お姉ちゃん、シールちょうだい。」　と、言うと、しぶしぶくれました。私が姉の立場だとすると、　

　「そんなんしらんわ。」　と、言っていると思います。だから私は、お姉ちゃんってえらいなぁと思います。いつも私と姉は、犬猿の仲だけれど、このことを思い出すと、そういえばこんなこともあったんだと思って少し言い過ぎたかなと思います。　だから、長所とは人間にとって、日頃「犬猿の仲」のような相手のことでもとても良い人のように思えるものだ。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

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