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「知る」 オナガ の広場
ムーミン あやめ 中1

 われわれは「知る」ということをとても大事なこととして考えています。しかし、ものごとを判断したり、それを味わったりするときには、その予備知識
や固定観念がかえって邪魔になることがある。だから、まず見ること、それに触れること、体験すること、そしてそこから得る直感を大事にすること、それ が大切なのだ、と言っているのではないでしょうか。や  

 ひとつの美術作品にむかいあうときに、その作家の経歴や、その作品の意図するものや、そして世間でその作品がどのように評価されているか、また有名
な評論家たちがどんなふうにその作品を批評しているか、などという知識が頭の中にたくさんあるほど、一点の美術品をすなおに、自分の心のおもむくまま に、見ることが困難になってくる。それが人間というものなのです。  

 GWに横浜美術館にいったが、私が一番始めに美術館に行ってみた物はゴッホ展だった。その時は何の予備知識もなくと言うか誰が描いたかも知らずに、
大人に押しつぶされながらがんばってみていたような気がする  

 ゴッホの自画像を見た時には、あまりのはくりょくに何も言えなかった。油絵と言うのをじっくり見たことなかったのだろう。くれよんみたいなものがた
くさんぬってあると言った感じだろうか?覚えていないのでなんともいえないのだけれど…・・。  

 へんなおじさんだな、顔が青白くてこわい。なんておもっていたはず。
 

 今ではテレビや雑誌などでどこが良いのかとかどんな画家だったかがわかってからはすごいものをみてしまったとおもった。
 

 このようなことからも人は一度どのような物なのかどのような意味があるのかということがわかるとそれにたよってしまってじぶん自身のかんじたことか
んがえなくなってしまうようである。  

 
                                           
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