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清書:父 |
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潤之介 |
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かな |
中2 |
昔の父は、子供にしっかり文化を伝えていたと思う。だからその頃の父には威厳があり、説得力もあったと思う。だが今の父と子はどうだろう。お互いに |
別々のところに行き、全く違ったことをしている。だから父がたまに子供に優しく接しようとしても、普段接してないので、話の内容にズレが生じてしまう |
。ということは、お互いに住んでいる文化が違うということであって、父の言葉にも説得力が感じられなくなり、子は父を尊敬しなくなる。優しい弱い父親 |
に育てられた子供は、小さいうちから、父という壁を軽々と乗り越えてしまう。その結果、社会という大きな壁にぶつかった時、すぐくじけて落ちぶれてし |
まう。獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす・・・・・本当に子供のことを考えている親は、子供に厳しく接するものである。 |
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ただあまりに厳しすぎると子供から煙たがられる。本当に厳しい父というのは、多少のゆるみも知っている父のことではないのだろうか。 |
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